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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 12


精を放つ五十嵐の亀頭は、ピンク色から真紅へと変化していた。
「み・・見ないでくれ・・・うぅ・・・ぅぅ・・頼むぅぅ・・」
もうどうすればよいのか解らない。
羞恥と同時に押し進む快楽について行かなくなり始めていた。

ブルッ・・
五十嵐の身体が大きく震える。

き・・
気持ちいい・・・・のか?
馬鹿な・・・・・そんな馬鹿な・・・

尻から突き上げられる感触が・・五十嵐を支配し始める。
突き上げられる度に身体の芯から燃え上がる様な疼きが生まれ、その疼きが全身へと行き渡っていく・・

容赦ない島田は無言で五十嵐の“中”を犯し続けた。
巧みな動きを加えつつ、“中”を縦横無尽にかき回す。

『ああああああ!!、やっ、やっ!やっ!!やっめて・・』

五十嵐の品行方正な姿は微塵として感じられなかった。
ただ快感の濁流に飲み込まれ、絶頂へと押し上げられる少年がいるだけだった。

・・ごくっ・・
遠野は身を固くし、じっとその光景を見ていた。

遠野にとって、数多い生徒の中でも五十嵐修は特別な存在だった。
自分を慕ってくる愛らしさは当然のこと、少年剣士を思わせる凛とした顔立ち、少年特有なしなやかな肉体は理想的と言ってよかった。

しかし、五十嵐修には何も知らせずに、無垢な状態のまま育て上げる…それが上から言い渡された職務だったのだ。
それ故に、数本の淡すぎる陰毛を見せられた時も・・
初々しさを称えるペニ○を握り締め、初精で濡れた手の平を見せられた時も・・
遠野は五十嵐に指一本触れることもできず、頼もしい兄貴のように接することしかできなかったのだ。

この日が来る事は分かってはいた・・・
とはいえ、その場に自分が立ち合えるなどとは、夢にも思ってもいなかった・・・
遠野はこの振って湧いような幸運を噛み締め、今まで自分でも感じたことも無い程に、ジャージの前を力強く突っ腫らせていた。

お偉い方の門前に立つ警察官のように、直立不動で佇む遠野の姿を島田は横目で見る。
(勃起してやがる・・・)
それは、ジャージ地の中に警棒でも入れているかのように、腹から45度の角度で聳え勃っている。

いかにも好青年を絵に書いたような遠野ではあるが、勃起したその頂きだけが、この爽やかな青年には不釣り合いに見える。

そんな姿を好む男たちであれば、手薬煉を引いて悦ぶであろうが、残念ながら島田には青年に引かれる趣向は無かった。
それでも遠野が少なくともあと5才若かければ、この五十嵐と同様に自分は充分に魅せられただろうと思え、それが残念でならなかった。

「おい修、お前の大事な先生が、修のちん○見て、おっ勃ててんぞ・・」
島田は滑りを帯びた声で、厭らしく五十嵐に囁く。

五十嵐は首を返し、直ぐさまに遠野に顔を向けた。

その、アニキと慕う遠野の勃起を見て、五十嵐がどう感じたか島田には分からない。
けれども秘孔に力が入り、中の島田の肉棒をギュッと引き締めてきたのだけは、はっきりと感じ取ることができた。

「くくっ、いい締め付けだ。遠野先生、後どのくらい時間残っていますか?」
「ちょうど30分を切ったところですね」
「そうですか。なら、どうです?前が空いていますよ?」
「え・・・いいのですか?私が参加しても」

遠野は遠慮がちに、しかし期待交じりの声で島田に問う。

「ええ、どうぞ、こいつの…修の口にそのマグナム、突っ込んでやってください」

島田は五十嵐に腰を打ちつけながら答えた。
遠野は「では遠慮なく」と五十嵐の顔の方へ移動していく。

正直、五十嵐が遠野の名を出した時はあまり良い気はしなかった。
それは嫉妬なのか何なのか分からない。
だが、だからこそ、この、純粋に頑なな心を持つ少年を壊すには遠野という存在が必要だと分かった。
おそらくこの学園で五十嵐が一番に信頼しているアニキ的存在の遠野。
信じていた相手に犯され、きっとこの少年の心は壊れるだろう。
そこを狙うのだ。壊れた心と身体に快楽だけを叩き込んでやる。
男に犯されることだけで喜びを感じるように。
そう…あの時の自分のように…。

遠野は五十嵐の目の前でズボンとボクサーパンツを下ろした。
ビクンッと跳ね上がり現れた肉棒。
若々しい鍛えられた腹筋がチラリと覗き、逞しくそそり立つ肉棒。
五十嵐は目を見開き、遠野の顔を見た。

「せ…先生…助けて…んあぁっ…」

島田が奥深くに入ってくる。

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