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怪しげなリング
官能リレー小説 - 同性愛♂

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怪しげなリング 9

マルジオは自分のモノに張り付いている吸血コウモリを引き剥がそうとする。
だが、相手は意外にも強い力で引っ張っても離れようとしなかった。
むしろ逆に吸引力が増してマルジオを苦しめる結果になった。
「ふごおっ!」
コウモリの口から伸びた管が尿道へと入っていく。その瞬間、マルジオの中で何かが弾けた。
「うぉおお!! 何だよコレ! こんな気持ち良いの初めてだぁ!」
マルジオは今まで経験したことの無い快感に酔い痴れた。
ジェラルドの見ている前でマルジオの肉棒が力強く天を突き上げる。だが、コウモリは亀頭に貼り付いたままで全く外れる様子はない。
「ああっ! イイッ!もっと強く吸ってくれ!」
マルジオの男性自身がビクビクと痙攣を始めた。
ジェラルドはまとわりついてくるコウモリを追い払いながらもマルジオ達の様子を見る。
もう既にジェラルド以外の全員がコウモリとペニスを結合させて、股間を突き出している。
男達の表情は一様に蕩けており、その目は虚ろで焦点も定まっていない。
呻き声と尿道をジュポジュポと犯す音だけが辺りに響く。
コウモリは射精を促しているようだった。
「おめーら、騙されんじゃねーーッ!」
ジェラルドが叫んだ。 この時コウモリたちが一瞬たじろいたかに見えた。だが快感に溺れる男たちには何も聞こえない。
それを確かめたかのようにコウモリたちは再び尿道をじっとりと執拗に犯すのを再開した。
ああ畜生、どうすれば… ジェラルドはとにかく考えた。
今のジェラルドは全裸だ。武器は無いし、油断すれば自分までもが吸われかねない。
どうにもならないままにマルジオに吸い付いていたコウモリは遂に精液を搾り取ったようだ。
マルジオの体が一度大きく跳ね上がる。そして、その体から一気に力が抜けて地面に倒れ伏した。
続いて他の男達も倒れていく。
コウモリはそれでも外れることは無かった。脱力したマルジオの亀頭の上で激しく羽ばたくと尿道から更にその奥へ舌を侵入させた。マルジオは気絶していてもその衝撃に体を震わせる。

マルジオの腰が天に突き出され、その先端ではコウモリの管がピストン運動を繰り返していた。
ジェラルドはその様子を呆然と眺めていたが、ハッと我に帰ると慌てて駆け寄った。
「おい!大丈夫か!?」
ジェラルドの呼び掛けに、マルジオの体はビクンっと反応する。
「…」
マルジオは無言のまま視線だけをジェラルドに向けた。その目には正気の色があったのを見てジェラルドは安堵した。

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