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怪しげなリング
官能リレー小説 - 同性愛♂

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怪しげなリング 5

体を洗う男達の股間で何かが金色に光る。リングが亀頭に装着されていた。
明らかにリングはサイズが大きくなっていた。
元々指輪にしてはかなり大きかった、だが今の亀頭にはめられているサイズではない。
伸縮する素材には見えなかった。もしかしたら指輪ではない別のリングがあったのかもしれない。
そうだとしてもこんな卑猥な装備を身に付けるのは不自然に感じた。
様々な指示があったのだが、こんなものを付けろとは指示されていないからだ。
「なんであいつらあんなもの付けてんだ?」
早速誰かが言い始めた。
「リングは人それぞれ違う、あのグループのリングはああいう形だっただけだ」
そんな説明が帰ってきたがどうも釈然としない。
「リングが違うってことはそれが持つ力とやらも違うのか?わざわざ危険を冒してまで集めてきたこれが単なる装飾には見えないが」
マルジオが質問する。
「いいだろう、特別に見せてやる。ついてこい」
そう言うと男は部屋の隅にある扉から外に出ていった。
他の男たちもそれに付いていく。少し遅れて俺達も後に続いた。
そこはまたしても長い廊下になっていた。今度はガラス張りではないので別グループの男達の姿は見えない。
薄暗い明かりの中、いくつもの鉄扉が並ぶ。
どの扉にも何かの記号があるが全くわからない。見たことのない文字で、何かのシンボルマークのようにも見える。
自分のリングにも似た記号があったのを思い出す。
「つまりはリングに描いてある記号に対応する部屋が用意されているってわけか」
「そうだ」

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