PiPi's World 投稿小説

魔物に捧げられ
官能リレー小説 - 同性愛♂

の最初へ
 5
 7
の最後へ

魔物に捧げられ 7

前立腺を扱かれてエベレットが射精したとき、倒れこむように圧し掛かったヴィンスが狼の穴に擦りつける。
だが鉄の門のような締まりを越えられず、擦り擦りと尻に擦り付けるしか出来ない。
「ンッ、ンクッ……」
少年の精を飲み干した金狼は、背中の荷物にも構わずに脚を抱え、尻が丸見えの体勢に押さえつける。
屈辱的な体位で自分が犯されるのを見せつけられたエベレットは、心が軋む音が聞こえていた。
ヴィンスはというと、狼に完全に居ないものとして扱われているのにも関わらずひたすら尻に勃起の先端をこすり付け続けていた。
入れる方入れられる方、どちらでも構わなかった。目の前の美しい狼と交わることさえ出来れば。
ヴィンスは想像してしまう、ほんのわずか挿入しただけで凄まじい締まり具合に何発も暴発させられる光景を。
狼と交尾したい…、その思いがヴィンスを変質させていく。
ペニスを握りしめて金狼に宛がう姿勢のまま、激しく身をよじる。そして、そのまま頭部をくすんだ銀色の狼へと変えてしまう。
本当の魔物は金狼の覆面をした少年ではなく、ヴィンスの方だったのだ。
金狼――アルジャーノンがエベレットの尻に突き挿すと同時、ヴィンス――銀狼の硬く尖ったペニスが固く閉まった穴をこじ開けて進入した。
幾人もの尻を味わい精を浴びた結果、その尻穴は甘く蕩け自らの主を歓迎するように絡みつく。
熱いくらいホカホカの肉襞がキュッキュと絞めつけ、腸液の滑りに任せ奥へと飲み込んでいった。
2人の前立腺は同じように擦られ、薄くも濃厚なザーメンが吐き出されていく。
「「おぉ゛っお゛ほぁ、あ゛おぉぉ゛ん! ほお゛ぉおおぉ゛ぉぉぅ!?」」
ヴィンスは狼の魔物にはなったが、狂暴さは無いらしい。自らの偽物でしかない金狼を優しくなで回し始めた。
ただし、偽物とは言っても総合的な力は銀狼と化したヴィンスにすら勝っている。ヴィンスがあまり強くはないのだ。

SNSでこの小説を紹介

同性愛♂の他のリレー小説

こちらから小説を探す