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勇者の子孫
官能リレー小説 - 同性愛♂

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勇者の子孫 13

何がいたにしろ肛門と性器を同時に攻めるとは、随分とえげつないことをしやがる奴もいるもんだ…と、ヘニングは片眉をしかめる…
その苦痛を頭の中で想像してみるが、当然ながら肛門を使ったことも、性器ですら自慰でしか知らないヘニングにとっては、想像の域を脱することは出来ない…
「随分と汚れちゃいましたね…」
オージェが来てヘニングの身体を叩くようにして粉砂を取り払ってくれる…
「おお、汗もかいたからな…」
火口の熱により、着ている服は気持ち悪いぐらいにベットリと皮膚に貼り付いてくる…
それは山賊たちも同じだと見えて、熱さに耐え兼ね猪マスクを取り払っている者が大半だ…
「えれぇえ目にあっちまいましたね…」
そのマスクを手にヘニングとオージェの元に歩み寄って来る青年…
眉も凛々しく掘り深い造りは、かなりオリエンタルティックな顔立ちだ…
「ん?…」
今まで皆がマスクで顔を隠していた為、それが誰かは分からない
「いやですねぇ分からないですかぁ?…ヴァルトっすよヴァルト…」
「ぅえ?…ヴァルト…ホントにお前なのか?」
確かに聞き覚えのある声…
見に覚えのある衣服は辛うじてソコを隠しているだけの白い褌だけだ…


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