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ソノン闘技場の出来事
官能リレー小説 - 同性愛♂

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ソノン闘技場の出来事 9

「おかしい、体が痺れたみたいなのに感触だけはある…」
サイリルはグレゴリーのペニスを尻にあてがってどうにか入れようとしているが、上手く入らないらしい。サイリルの肛門はグレゴリーの我慢汁でドロドロになっていた。
グレゴリーは考える。悪魔の擬態にしてはサイリルに邪悪な面が見えないと。
グレゴリーは自分が他人を見る目があると思っていた。少なくとも人よりも経験はあるのは確かだ。
だからこそサイリルの不気味な一面が信じられずにいた。
実際、サイリルは邪悪な悪魔ではなかった。ただ、人とは少し違っているだけで…。
実は兄のマキシが去ったのもその辺りに理由があった。
サイリルの特異な力をどうにかするために何も言わずに姿を消したのだ。
そうとも知らないサイリルは兄を探すために無闇に動き回り、偶然にもこの闘技場でグレゴリーに誘惑されてしまい力を解放してしまったのだ。
マキシはサイリルをしっかりと繋ぎ止めておくべきだった。サイリルを一人で放置していればこうなるのは目に見えている。

マキシの手にしたクリスタルが赤黒く光る。クリスタルにはサイリルの名前が掘ってある。
「これは…?」
マキシはちょうど、闘技場に居た。
ただし、サイリル達の居るところとはフロアは別だ。最上階で、オーブリーという男と向かい合って構えていたところだった。
「戦いに集中しろ!」
オーブリーは真っ直ぐマキシに突っ込んでいく。

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