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ソノン闘技場の出来事
官能リレー小説 - 同性愛♂

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ソノン闘技場の出来事 8

サイリルは仰向けに倒れてしまったグレゴリーの上に乗り、見よう見まねで誘惑の躍りを始めた。
グレゴリーの動きとは似ても似つかない堅苦しく無駄のある動きだった。
しかしサイリルは、反撃に混乱しているグレゴリーを自分のペースに乗せようと必死で動いた。
そのあまりにも必死な動きがグレゴリーを更に惑わしていく。
自分のために頑張っている素人な感じがよけいに魅了してくるのだ。
恐らくこれは個人的に入れ込んでいるグレゴリーにしか効かないであろう。対戦相手に対してこれをやったとしたら、無防備な動きをしているだけでしかない。
グレゴリーのペースが角砂糖が溶けていくかのように崩されていく。
既に全裸になっていた二人はお互いに我慢汁を大量に垂れ流しながら抱き合っていた。
グレゴリーは得意の魅惑も完全に忘れ、ひたすらサイリルの体を愛撫していた。サイリルはというとグレゴリーの持つ何もかもが欲しくなってきていた。
サイリルは仰向けになったグレゴリーにまたがる。
「おい!それはまだ早い!まだ準備が!」
下になったグレゴリーがうろたえた悲鳴をあげ始めた。準備というのはどちらの準備を指しているのだろうか?

とにかくグレゴリーのその大声はサイリルには届かなかった。
小柄なサイリルぐらい押し退ければいいのだが、グレゴリーはなぜか全く動けないでいるようだった。
サイリルがグレゴリーのペニスをあてがうと同時に彼の尻からは赤黒い尻尾のようなものが生えてきていた。
それは横たわっているグレゴリーには殆ど見えないのだが、彼の太い太ももに巻き付くと流石に気づいた。
「おい…それは何だ…」
赤黒い尻尾はまるで悪魔の尻尾のようだった。先端が膨らんでいる。
相変わらずそれはグレゴリーには見えないのだが、感触で形状ぐらいはある程度知ることが出来た。
グレゴリーはサイリルが悪魔なのではないかと思って体を起こそうとしたが、やはりまだ体が動かないままだ。

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