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聖水を浴びる者
官能リレー小説 - 同性愛♂

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聖水を浴びる者 6

筒から漏れ出る紫の光は空間を歪ませて、傭兵の輪の中心にオークの群れを出現させた。
コールドスリープ状態で異世界に封印をされていた彼等は肉厚な体型で褌のみを身に付けている。リーダー格らしいのだけは派手な仮面を付けていた。
突然に全裸の男達に囲まれたオーク達は混乱を起こす。
「ン・アクンバ・ゼダ! コミヲ・ゼ・ラバ。ソルア・メセド」
仮面の野人は群れを一喝すると、周囲の男たち一人一人に穏やかに手をかざした。
紫の魔力を身に宿した者らは、デミ・オークとも呼べる野人の従属氏族として迎えられたのだ。
トラノスとアベラルドに抱えられたヨセフは、茫洋とした表情で仮面の野人の前にたたずむ。
それに気づいた氏族長――仮面のセジュは、ヨセフを肩に乗せ野人の復興を宣言したのだ。
先達の野人らがその後孔を開き迎え入れると、冒険者たちはいきり立つモノで奥を突いて応えた。
「ヲオォオ゛アァッ! ホア゛ァボォ……」
濡れた孔の中を前後し、腰を叩きつける音が響き渡る。
傭兵の男達は緑の肉体にしがみつき、様々に体位を変えていく。自らのアナルに挿入するの趣味がなかったオーク達は突かれる度に甘い声を漏らし、肛門を締めた。
まるで性の展覧会のようであった。

一方呪いの影響を受けずに脱出できた三人は既に廃墟化しつつある王国を閉鎖することを上層部に持ちかけていた。
上層部へのコネは無かったが、自分らの見知った全てを話したところ対処を確約してくれたらしい。
報告書と星月の巡り、古文書を引っ張り出しての会議の結果。
最上級調査区画への制定をもって、一般冒険者および傭兵はこの件から手を引くこととなった。
男性体の多い業界としては、関わりたくない話なのだろうか。
一部の男たちが姿を消したらしいが、屈強であった以外共通点は見つかっていない。
三人はその後、平穏な生活に戻ったらしいが。
王国の閉鎖作業に移行しつつある頃、傭兵の男達はオークを未だに犯していた。
トラノスは地面に横たわり、その上にオークが跨がり尻に深々と肉棒を打ち込んでいる。オークは自ら腰をなまめかしくグラインドさせて挿入を楽しんでいる。

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