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聖水を浴びる者
官能リレー小説 - 同性愛♂

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聖水を浴びる者 23

スタンリーのペニスを刺激していた内側は複雑にうねり、一部が細く伸びていく。
そして、スタンリーの尿道から侵入を開始した。
「ぐあぁ!」
植物に洗脳されていたスタンリーも流石にそれには声をあげてしまう。
スタンリーのペニスの内部に伸びる蔓は一本ではなかった。細い二本が競い合うように伸びて急激にねじれていく。
その淫らな螺旋は一気にスタンリーの中に入ってしまうとそれぞれが二つの玉に合わさる。
抵抗をするトーバードがついに捕まったのも同時だった。
弾かれた蔓の陰から伸びた2本目が野人の腕へ巻き付き、その体を地面へ引きずり落とした。
何とか着地したトーバードの脚や腰にも次々と絡みついていき、やがてしなやかな筋肉や存在感のある剛直を味わうように蔓草が蠢いていく。
「ジ・バセアロメジャ、オ・グランザ……ヲッソスンダ、アレロペジャ、シュワンザレラ」
このまま野人も愛撫され尽くし、情けなく白濁を吐き出すと思われた瞬間。
何時の間にやら彼の全身に描かれていた紋様が輝き、撒きついた蔓が腐り落ちていった。
しかし、剛直を根元までハメた植物の壷だけは残り激しく脈打つ。そして、スタンリーがされているのと同じように先端からの侵入を開始する。
手足の拘束のないトーバードにとってそれはすぐに取り外せるはずだった。
だがトーバードは中々それを取り外せないでいた。
あまりにもしっかりと吸い付いているからだ。

一方のスタンリーは立っていることも出来ず、片膝をつくと己の金玉が内外から変えられるのを呆然と見つめる。
外側の蔓によって形が浮かび上がると、充血によって一回り大きく膨らむ。
輸精管から入った細い蔓は大きくなった金玉に絡みつき、ザーメンを作るためだけに作り変えていった。

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