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聖水を浴びる者
官能リレー小説 - 同性愛♂

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聖水を浴びる者 12

明らかに格上の野人を一方的にいたぶりつつき回す行為、それは彼等を昂らせていく。
我慢できなくなった何人かが裸になると、他の者も次々に全裸になっていった。
半立ちのモノを揺らす彼等は更にやり方が酷くなっていく。
着衣が濡れることを気にする必要が無くなったので、野人を水深の深い場所に追いつめようとしはじめた。
通りがかりの村人を脅かして飯をたかることしか知らぬ山賊は、下克上の快感に我を忘れていた。
今までは野人のみを水牢に捕らえ、彼らは岸から能力差を埋めていた。
だが共に水に浸かれば土俵は同じ、動きが鈍るのは時間の問題だった。
「はあっ、はぁ……どうだ! もっと、動けん、だろっ!」
「リセブラ・メタ、アグラアグニ?」
さらに言えば体格が違い、わずかな糧で矮躯に育った男らと最近まで森で豊富な栄養を得ていた野人。
彼らが腰まで浸かる深さより奥でも、ようやく股に掛かるかの差があったのだ。
山賊の水に浸かった下半身の周囲に薄く白いものが漂っている。我慢汁が漏れているのだ。
こんなことで我慢汁すら垂れ流すとは、山賊達はよほど溜め込んでいるのだろうか?
そんなとき、突きつけられた棒の先端がオークの褌に絡み裂いてしまう。
まだ若く童貞とはいえ、人と比べて太く長い野人の巨根が水に晒される。
文化として同性とも交わる彼らの業か、それは硬く反りあがっていった。
抱けば壊れる弱者を初めての相手とするのは誇りが許さないようだが、山賊らを正気に戻す役にはたつと考えているようだ。
「セトラム・カルメ」
軽く身をひねれば波が立ち男らを転ばす。
もともと貧弱な体が数日の無理で弱り、かろうじて溺れてないだけだ。
「あっ、ごぉっ! な、何だよ。どうすれば、よかっごぽっ……っはあ!」
野人は一歩近づくと、ペニスの一撃で山賊らを浅瀬に吹っ飛ばした。
強い、山賊達はようやく気づいた。あまりにも遅すぎた。
追い詰められ錯乱した一人が立ち上がり、我慢汁を飛ばしながら飛びかかっていく。何人かがそれに続いた。
後の者は腰が抜けていたり、逃げ出そうとしている。

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