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ある一族の包囲網
官能リレー小説 - 同性愛♂

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ある一族の包囲網 2

ケモノの覆面をしているので表情は全くわからない。
それどころか個体の区別すらもつかない。まるで同一人物がずらりと並んでいるかのようだ。
そんな男達が射精寸前のペニスを突きだして三重に壁を作っている。
男の肉体の壁のせいで外の様子が見えないが、村を襲ったゴルゴン族の全員がここに集まっているらしい。
「一体何を始めるんだ…」
男は背筋が凍った。既に彼等によって同じく全裸にされていたので、これから行われることが想像できてしまう。
「止めてくれ!」
男は錯乱し、我慢汁の臭いを放つ裸体の壁に突っ込んでいった。
男にゴルゴン族の肉棒が触れて我慢汁が跳ねる。
男はまるで壁に激突したみたいな衝撃を感じ、輪の中心に戻るはめになってしまう。ゴルゴン族は未知の力で固定されているかのようで、男が全力で衝突したのに微動だにしなかった。
動いたのは肉棒だけだ。
いくら彼等が逞しいゴルゴン族とはいえ、ぶつかられたら少しは動くはずだ。
何かの力が彼等に介入しているとしか思えない。
男は様々な角度からゴルゴン族の肉体に体当たりをしてみるが、どの男も全く動かない。衝撃でペニスがぶるっと振られるだけだ、
これには流石に男…ラナーも恐ろしくなってきた。
レイプされる事ではない。彼等がおかしいという違和感による恐怖だ。
ラナーはどうにか男の包囲網から抜け出せないかと身を屈めた。足元から潜ろうと思ったのだ。

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