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禁断の術
官能リレー小説 - 同性愛♂

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禁断の術 3

しかし、少年剣士の心境は違っていた。
この魔神の男ならあいつらを…!そんな野望に頭がいっぱいになっていた。

あいつらというのは今回空き家に集められた少年達の事である。少年剣士は彼等に格下扱いされ、様々な妨害を加えられていた。
だが、内心は不思議な術を使う彼等をよく知りたいという欲望しかなかった。
だからこそ様々な妨害に耐えられたのだ。
少年剣士はまず魔神の男に彼等の事を話した。
いきなり友好的に話題をふられた魔神は驚いていたが、次第に少年剣士の歪んだ欲望と話の上手さに同調していく。
「つまりは彼等をやっちまえば良いんだな」
「ああ、実は最近どこかに集まるつもりらしい。こちらを闇討ちするためにな、だからそれを逆に利用する」
それが今回の事件の真相だった。
少年達は少年剣士と魔神から卑猥な目で見られているとも知らずに褌姿で集まり、一網打尽にされたのだ。
裸にされた少年は魔神に引き寄せられ、後の少年は壁際に追い詰められて震えている。獅子の頭部の筋肉質な男が目の前にいれば、そうなるのも当然だった。
「震えてないでこっちに来な、まあ…これから行うことを見れば自分から来たくなるだろうがな」
魔神は言ってのける。
少年剣士は刀を手にしたままだ。
彼等が隙を見て逃げ出そうとするかもしれないからだ。

少年の一人は恐怖についに気絶してしまった。
大の字に倒れた少年、他の少年は悲鳴をあげて彼から飛び退いていく。
彼の褌が僅かにではあるが突き出されている、生存本能により少し勃起しつつあるのだ。
少年剣士はぐったりとした彼を引き寄せて、綱で吊るして立たせた。

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