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あてがい女 斡旋します
官能リレー小説 - 時代物

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あてがい女 斡旋します 2

「あの…私も初めてなので…優しくしてくださいね?」
そう言いながら目を瞑って顔を背けるりよ。
その背けた先には先程出迎えをした男が居た。彼は二人の様子を見ながら自らの股間をまさぐり始めた。
その様子を見て目を丸くするりよ。少年にあてがわれた筈なのにどうしてここに彼が居るのだろうか? 困惑しているうちに男までもが褌だけとなる。
それに気を取られている間に少年は水差しを手にしていた。
生き物のようにうねる液体は明らかに異様だった。南蛮渡来の物とはいえ、この様な奇妙な物を見て二人はなんとも思わないのだろうか?
こんな妖怪みたいな物を自分が飲む流れになるかも知れないと思うと、りよの心はざわついていく。
(嫌っ!あんなの飲みたくない!)
思わず心の声を口に出しそうになる。それをグッと堪えて黙ったまま二人の様子を伺う。
男は少年から水差しを受け取ると、そのまま一気に中身を飲み干してしまった。
ゴクリ、ゴクリと喉仏が上下するのが分かる。
やがて水差しの中にあった液体は全て男の中に収まった。男が薬を飲んだ理由がよくわからないが、とにかくりよがこの得体の知れない液体を飲むことはなくなったようだ。
(なんだかわからないけど助かった…。あんな不気味な液体を飲むなんて私には出来ない)
安堵のため息をつくりよ。
だがそれも束の間、異変はすぐに起こった。
男が急に体をビクビクと痙攣させ始め、それと同時に彼の陰茎はみるみると膨張していった。
「えっ!」
突然の出来事に驚愕するりよ。
一方の少年の方は平然としており、何事もなかったかのように布団の上に座っている。
「大丈夫ですか?」
りよは男に声をかける。だが男は返事を返すことなくただ呻き続けるだけだった。
そしてさらに変化は続く。男の陰茎はさらに大きくなり、ついに限界に達して褌を突き破る。
するとそこにはりよの想像を超えたモノがあった。
それはまるで牛の角のように太く長く天を突くようにそびえ立っていく。血管が浮き上がりビクビクと脈打つ様はどこかグロテスクである。
「な、なんなの…これ…」
りよは驚きのあまり言葉を失う。そんなりよのことなど気にも留めず男は股間を突き出し、彼女に見せつけるかのように腰を前後に振る。


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