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爆乳☆陰陽伝
官能リレー小説 - 時代物

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爆乳☆陰陽伝 45

どうしてもそんな気分にはなれなかった。心が乱れる気がしたからだ。
一人になりたいから誰も居ない場所にこもっているのに…。
何より性的な興奮は行方不明の仲間の裸体を連想させる。
彼等も一発やりたかっただろうに、そんな事をふと思った。

晴士の肉棒が膨張を始めた。サキはそれに気づいて、更に密着を強めた。
しかし、晴士の頭にあるのはあの時の戦いの事だけだ。
あやかしと見習い陰陽師が次々にぐちょぐちょと取り込まれる淫らな光景…。
当時は完全に暴走して理性が欠落していたのだが、今になって考えてみれば女を手に入れるために見習い陰陽師をあっさりと見殺しにした自分がおぞましい。
その罪悪感からか彼等が飲まれていく様子ばかりがはっきりと思い出されてくる。
彼等は同じ場所で学んだ仲間だったのではないか?それをまるでどうでもいい存在かのように扱った。
そんな自分が許せない。
晴士は立ち上がり、一言謝るとサキを置いて身を清める滝に向かう。サキはなにやら叫んでいるが頭に入らなかった。
罪悪感は彼等の捕食される様子を更に鮮明にしていく。
構造を無視して大きく開かれた化け物女の口、既に式神達は飲まれてしまっている。
最後のお楽しみと言わんばかりに見習い陰陽師少年が吊り上げられる。
彼等は一度は干からびていたが、何か栄養になるような物を注入されたらしく彼等の体型は元に戻っていた。流石に干からびたようなのを食べる気にはなれなかったのだろう。
足をからめとられ、逆さに吊るされた見習い陰陽師少年の下で一旦閉じた口がひときわ大きく開く…。

「くうっ!」
そこまで思い出して晴士は急激にいきり立たせてしまう。
晴士は滝行の為に白褌姿だったので、突き上げられた亀頭は鈴口の形が浮かび上がるほどに透ける。
滝の周辺地域の全てが賀茂光征の私有地なので、周囲に人の気配が無い。
なので晴士は大きく突き出された股間を隠すこともなく川に飛び込んで滝壺に向かって歩く。
足が冷たいが晴士の回想を消してはくれない。

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