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暴れん棒将軍
官能リレー小説 - 時代物

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暴れん棒将軍 50

 ずぷっ!!
 家竜の太い指がいきなり雅の排泄孔に突っ込まれる。
「…んぐっっ?!?!」
 ぐりぐり…っ!
 直腸内を荒々しく弄り回される屈辱感に雅が耐え切れず声を上げた。
 潜り込む指はさらに二本、三本と増えてゆく。
 広がり切った肛門からはぷぶっ!と放屁のような音が漏れた。
「ううう〜〜〜〜っ!!」
 雅は自分の肛門が放つ恥ずかしい音を聞き、顔を真っ赤にして下を向いた。
(家竜様…。私はもう身も心も貴方に捧げているのに…どうしてこんなに辱めるの…?)
 しかしその気持ちとは裏腹に、己の花弁はますます充血し、肉豆がそそり立ち、穴の奥からはこんこんと淫汁が湧き出してしまう。
 ケツ穴を嬲られて雅がますます感じていることを、家竜は御満子を噛み締めながら十分理解している。
(そろそろとどめをくれてやるか…!)
 ぷはぁっ…!
 家竜が口を離すと、唾液と混じりあった淫汁がだらだらとこぼれ落ちた。
 そしてもどかしげに袴を下ろしていきり立つ剛直を取り出すと、後ろから雅の膣内へと突入した。
 ずぶううう…っ!!!
 雅の淫汁でどろどろの御満子が一気に串刺しにされた。

 ずん! ずん! ずんっ!!
 太い肉棒が熱く潤みきった蜜壷の中をぐりぐりとかき混ぜ、そして突き上げる。
「ああああああああ―――っ!!!」
 家竜の奇襲攻撃の前に雅の理性はたちまち陥落した。
 往来だというのに、はしたない叫び声を上げて腰を震わせる。

「おい見ろよっ! 何だあれぁ?!」
「若衆とお侍さんが真昼間っからやってるぜ!!」
「どれどれ、俺にも見せろっ!!」

 遠巻きにたちまち黒山の人だかりが出来た。
「この先で大二郎たちが待ってるんだ! 一気に行くぜっ! そりゃそりゃあっ!!」
 じゅぽんっ! じゅぽんっ! じゅぽんっ!!
 ぱんぱんぱんぱんぱん、ぱぁんっ!!
「そんな…皆の前で…っ!! あん! あん! ぁおあああああああ―――っっっ!!!」
 雅の戸惑いや羞恥心も、家竜の怒涛の抽送で吹き飛んだ。
 口からヨダレを垂らしながら、だらしない痴呆顔で悶え続ける。
「逝けっ! 早く逝けっ! 皆の前で見事果ててみせろっ!」
 家竜は、木にしがみつく雅の両腕を後ろから掴むと、雅の上半身をぐいっと持ち上げた。
 こうされると雅は顔を伏せることもできない。
 そしてくるりと向き直ると、観衆に向けて逝き顔を晒し物にする。
「皆、よく見やがれっ!! これがこいつの逝き顔だっ!!」
「いやぁああああああああああ――――っっっ!!!!!」
 無様な逝き顔を衆人に晒しつつ、雅は痙攣しながら果てた。
 びくん! びくん! びくんっ!!
 絶頂を迎えた雅の膣内は激しく収縮する。熱くぬるぬるの肉鞘の中で家竜の分身も思いっきりはぜた。
 どびゅうううっ…!!
 熱い精液の迸りを子宮で受け止めて、感極まった雅は思わず失禁。
 ぷしゃああああ〜〜〜っ!! ぼた、ぼた、ぼた…。
 二人の足元に、湯気とともにたちまち大きな水溜りが出来た。

「おおおおお〜っ!!!」
 あまりにも豪快なまぐわいに、見物客の中から歓声が上がった。
「ご馳走様!」
「ええもん見してもろたで〜!!」
「お侍様〜! あたいもその立派なお道具で串刺しにしてぇ〜!!」
「この淫乱若衆が! 陰間茶屋で客でも取れっ!!」
 遂にはおひねりまでもが雨あられと降り注いだ。

 家竜と雅は急いで身支度を整えると、そそくさと街道に戻っていった。
 しかし興奮冷めやらない観衆はその場でしばらく棒立ちになってる。
 それはそうであろう。
 あんな淫らな見世物を見た後では股間の収まりがつこうはずもない。
 そんな人々の中に、二人組の中年男の町人がいた。
 一人は弥次郎。そしてもう一人は北八である。
 この二人は色々な事情があって江戸を追われ、厄落としのお伊勢参りに東海道を上る途中であった。

「なんか、凄いものを見ちまったな…」
「おいらアソコがギンギンで収まりがつかねぇよ!」
「どうだ北さん、久しぶりにやらねぇか?」
「うん…。いいよ…」

 二人の手は、固く握られていた。


******************************

 また、ここで時刻は二日ほど遡る。
 家竜らが意気揚々と旅立った直後の江戸である。

 竜宮長屋の空っぽの居間で、またまた珊瑚が叫んでいた。
「せっかく来てあげたのにいないなんてっ! …竜さんの馬鹿っ!」
 珊瑚はいつもの男装ではなく、珍しく娘らしい格好をして髪まで結い直してきたのである。それなのに空振りだ。
「きっと、どこか岡場所の女にでも入れあげてるに違いないわっ! 帰ってきたらとっちめてやるぅ〜!!」
 珊瑚はきぃ〜! と地団駄踏んで悔しがった。
 刺客との激しい戦い、やっと戻ってくれば政務に明け暮れ、さらに今度は名古屋に旅立つ…と、家竜からすればご無沙汰なのも仕方がない話なのだが、珊瑚にはそんな苦労はわかろうはずがない。

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