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今日からお殿様!?
官能リレー小説 - 時代物

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今日からお殿様!? 20

 紫月は初めて体験する舌技に叫び声を上げた。
 しかし、言葉とは裏腹に押し寄せる快感の波に腰はうねり、思わず和馬の頭を両手で抱えて股間に押しつけてしまう。
「あっ…あっ…ああああっ! 和馬様の舌が…私の中に入ってくるううっ!!」
 和馬は舌先を尖らせて、紫月の膣口の中にまで侵入する。こんこんと湧き出る処女の泉はしょっぱくて磯の香りがする。恥垢が溜まっているのか、発酵したようなコクがある。
 和馬はそのすべてを飲み干し、花びらや包皮の中にこびりついた白いカスまでも舐めとって飲み込んだ。
「おあああああ…っ。何ですの、これ…。身体が、身体が蕩けてしまいそう…」
 紫月は呆けた表情で口から涎を垂らして恍惚としている。
 初めて体験するクンニリングスの快感に、紫月は早くも登り詰めようとしていた。
 丁寧に隅々まで舌で清められた御満子から、勃起しきった陰核がぷっくりと頭をもたげている。
(凛が教えてくれた、女人の弱点はここだっ!)
 かりっ!
 和馬の歯が、真っ赤に充血してパンパンになった乙女の肉芽を噛み潰した!
「はぁおおおおおお―――っ!!!」
 ぷしゃあああ〜〜〜〜〜〜っ!!!
 処女には強烈すぎる愛撫だった。紫月は一気に頂上まで押し上げられてしまい、びくびくと痙攣しながら白目を剥いて失禁した。
「うわっ…!!」
 突然飛び出した黄金水に、和馬はびっくりして顔をそむける。しかし、いつまでも割れ目からぴゅーぴゅーと噴出するその液体を見て、再び口をつけてごくごくと飲み干し始めた。
 今度は海水のような強烈な塩辛さだ。しかし和馬はひるむことなく胃袋に収めてしまった。愛する妻の身体から出たものなら、どんなものでも受け入れるという強烈の愛情の発露だった。
「そ、そんな…お小水までも…っ!!」
 紫月は強烈な快感と同時に幸福感に満たされていた。
(この殿方になら自分のすべてを受け入れてもらえる!)
 という思いが全身にあふれ、身体からすうっと力が抜けていった。
「和馬様…。私にも御珍棒をよく見せて下さりませ…」
「いいよ…」
 和馬はにこっと笑うと、六十九の体勢となりそそり立つ逸物を紫月の眼前に突き出した。
「す…すごい…これが殿方の腰の物なのですね…。なんて逞しい」
 紫月は当然のようにこれを口に入れて思い切り頬張った。
 がぽっ。がぽっ。がぽぽっ!!
 愛しい和馬の分身に、全身全霊を込めて奉仕していく。
「そうだ…。なかなか上手いぞ。紫月のお口満子は最高だっ!!」
「むぐううううっ!! お"お"お"お"お"お"…っ!」
 和馬は紫月の頭を掴んで、荒々しくがっぽ、がっぽと腰を前後させる。何も知らない新妻にはずい分きつい奉仕だが、すっかり興奮している和馬はそんなこと一向におかまいなしだ。
 いきなり喉の奥深くまで亀頭が入り込み、ノドチンコをずんずんと突き上げられる。
 紫月は目を白黒させながらヨダレだらだら、涙を流して吐き気と戦いながら必死にこらえた。
「出るっ! 出るぞっ! 紫月! いいか、僕の子種汁を全部飲むんだぞ!!」
 射精寸前まで登りつめた和馬がそう叫んだ時、突然ふすまが開いた。
「そこまで! お口に出してはなりませぬっ!!」
「えっ…?!」
 ふすまの向こうの隣の間には、寝間着姿の凛と春菜が正座していた。
「和馬様の御子種はお世継ぎを残すための大切なもの。いわば秋吉田藩の財産でございます。お出しになるなら奥方様の御満子の中でなさいませ!」
「ふ・・・二人とも一体何時から!?」
動揺する和馬と紫月を前にして、春菜は和馬の質問にむしろ堂々とした様子で答える。
「もちろん初めからですわ」
「も・・・申し訳ございません和馬様・・・私は止めたのですが・・・」
春菜の隣では、顔を真っ赤にした凛が、小さく成って座っている。

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