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今日からお殿様!?
官能リレー小説 - 時代物

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今日からお殿様!? 19

こうして和馬は、人買い達の手から、自分の花嫁を奪い返した。
幸い和馬が夜中に藩邸を抜け出した事には、まだ誰も気が付いていなかった為、三人はひっそりと藩邸に帰る事に成功した。
もっとも、朝に成ったら、行方知れずだった藩主の奥方が、突然帰って来ているのだから、何も事情を知らない藩士たちは騒然とした。
当然人買いに紫月が誘拐されていた事や、それを助ける為に和馬が、危険を顧みず救出に向かった事を、正直に話す訳にはいかず。
その事を上手く誤魔化して説明するのは、これまた一苦労だった。

もっとも、この件に関しては、殆どを家老の牧村が考えてくれたのだが、流石に彼に嘘を吐く訳にもいかず、彼に対してだけは、全てを正直に話すしか無かった。
話を聞いた牧村は、一瞬魂の抜けたような表情を浮かべ卒倒した。
それでも気力と責任感だけで起き上がり、全ての後始末を終えたのだが、全てを終えるとバタリと倒れ、そのまま半月ほど心労で職務を休んだ。
さすがに和馬も紫月も気が咎めた為、二人揃ってお見舞いに行ったのだが、其処で二人を持っていたのは、義父源馬も裸足で逃げ出しそうな程のお説教の嵐だった。
以後秋吉田藩藩主夫妻は、この苦労性の老家老に生涯頭が上がらなく成ったそうだ。



さて・・・話は和馬が紫月を救出し、藩邸へと帰還した夜に戻る。
 和馬と紫月は二人っきりで抱き合っていた。
「和馬様…。こんなお転婆ではしたない妻を助けに来て下さり、本当に嬉しゅうございました」
「いやぁ、救ったのは義兄上だ。私ではない」
「でも、自らの危険を顧みず駆けつけて下さいました。それだけで十分でございます。捕らわれている間、何度も和馬様のお顔が頭に浮かびました」
 紫月は身にまとっていた白襦袢をはらりと脱ぎ捨てると、全裸となった。
「私…御満子に毛がないことをずっと気にしておりました。それが恥ずかしくて…初夜の時はあんなご無礼を…。でも、先ほど凛に教えられましたの」
 いつの間にそこまで手を回してくれたのだろうか?
 凛の素早い対応にあらためて感心する和馬だった。
「殿方には毛のない女人を好む方もいる。『毛がない』は『怪我ない』に通じる。和馬様にお怪我がなかったのは紫月様の御満子のおかげだ…と。私、それだけで気持ちが軽くなりました」
「そうであったのか…」
「和馬様に一生お怪我がないように、私の御満子を捧げます。どうぞご存分に可愛がって下さいませ」
 そう言って紫月はひいてあった夜具の上に横たわると、自ら御満子を指で広げて見せた。
「和馬様・・・紫月のここ変ではありませんか?」
「フフフ・・・安心してよ紫月・・・紫月のここは、スッゴクエッチでスッゴク綺麗だよ・・・」
和馬のその言葉に、紫月は顔を真っ赤にしながらも、嬉しそうに微笑む。
「ありがとうございます和馬様・・・和馬様・・・お願いします・・・和馬様の逞しい肉棒で、紫月を和馬様の本当の妻にして下さい・・・」
 和馬の熱い視線を感じてか、紫月の御満子はすっかりとろとろになっている。
 限界まで広げられた処女の柔肉。鮮烈な赤味を帯びた肉の庭は、まだ女の歓びを知らないことをありありと感じさせる色合いで、のっぺりとしたエイのようだ。その中心では、すべての人間の故郷である子宮へとつながる陰門がぽっかりと口を開け、処女の証を覗かせている。その穴の奥からは、白く濁った涙が『御珍棒を早く下さいませ』と言わんばかりにこんこんと溢れ出ている。
 その淫靡な香りに誘われて、昆虫が花弁に吸い寄せられるように、和馬の顔がだんだんと紫月の御満子へと近づいていく…。
 …チュッ!!
 和馬の唇が御満子に密着した。紫月の体験する初めての口吸いは、上の口よりも下の口が先だった。なんと早熟な姫君だろうか?
 ぺちょっ。ぺちょっ。れろ、れろ、れろ。ずるずるずる…っ!!
「ああああ――っ!!! そ…そこは不浄なところ…和馬様のお口をつけるところでは…っ!!」

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