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戦国奮闘記!!
官能リレー小説 - 時代物

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戦国奮闘記!! 11

「善樹くん気を抜かないで下さい!!何時何時刺客が明日香を狙って来るのか分からないんですよ!!」
その場合大抵利香さんが護衛として付いてくる。
「は・・・ハイすいません!!」
その様子を見た明日香様は、含み笑いを漏らす。
「そう目くじら立てるな利香・・・善樹が他の女に粉掛けられるのが心配なのは分かるが、嫉妬も程々にな」
「な!わ・・・私は明日香様の安全を考えてるだけです!!決してその様に浮ついた気持ちなど!!」
根が純真な利香さんは、明日香様の冗談に顔を真っ赤にして怒る。
「ハハハハ照れるな!!照れるな!!冗談だ!!」
「もう!!いい加減にして下さい!!」
(そうだよな・・・俺と利香さんは別にそんな関係じゃ無いしな・・・)
俺はその事に少しだけ寂しさを覚える。利香さんは、形式上俺の上司で、家も隣同士のため良く一緒にご飯を食べたり、剣の稽古をしたりと、割と接点が有るのだが、お互いそれ以上踏み込めずにいた。
(利香さんって美人なんだし、意外と猥談とか平気なタイプなんだけど。根が純真なせいで後一歩が踏み出せないんだよな・・・)
実際何度か良い雰囲気に成った事もあるが、善樹は未だにそれを活かせずにいた。
(何せ小雪姐さんにしても、毒蜂一家の皆にしても、飽くまで向こうから口説いて来たのを相手したダケだったしな・・・)
何人もの女とセックスを行い。女を喜ばせるテクニックは、上達した善樹だったが、実は本当の意味では、恋愛をした事は無く。実はマダマダ修行不足なのだ。
「何だ善樹・・・お前ら未だやって無かったのか・・・」
明日香様は、利香さんに聞こえないように声を落とし、俺に話しかける。
「ええまあ・・・」
「フ〜ン・・・勿体無いな。利香の体は鍛錬を怠っていないから、引き締まって綺麗な体してるし。アソコも名器なのに」
(というか何でそんな事知ってんだよ・・・あの噂ってやっぱマジなのかな・・・)
飽くまで噂だが、明日香様はレズビアンで、織田家の幹部は、大体彼女の毒牙にかかっており、明日香様の親衛隊である黒母衣衆と赤母衣衆は、実態は彼女のレズハーレムなのだそうだ。
「よし!!可愛い利香の為だ・・・この私がお膳立てをしてやろう!!」
そう小さくもハッキリとした声で宣言する明日香に不安半分期待半分の俺がいた。

夜、まだ人の笑い声が絶えない時間帯。
俺は一人、ある二階建ての店の一室でそれを見下ろしている。
昼間、一通り市街を散策した明日香様(そう言えと利香さんから言われた)は、何を思ったか、
「善樹。お前、この中で待っていろ」
「はい?」
「利香、ちょっと私に付き合え」
「え?ちょ、明日香様!!?」
そう唐突に言われ強制的に入らされたのはラブホ的な店。
部屋には室内を照らす灯りが一つに中央にある大きな布団。
これらを見て彼女が一体何をするのか、男としてワクワクが止まらない。
どうやらあの噂は本当だったようだ。明日香様は利香さんをベットに押し倒すと、慣れた手つきで利香さんの服を一枚一枚手際良く剥いでいく。
「あ・・・明日香様!!待って下さい!!善樹くんが見ています!!夜伽がお望みでしたら後程お相手いたしますので今はお許し下さい!!」
「フフフ・・・照れるなよ利香・・・皆でやるのは何時もの事でしょう?・・・先週香津美や成恵と一緒にまぐわった時はあんなに喜んでくれたじゃない?」
明日香様は利香さんの露わに成った。どちらかというと小ぶりな胸に舌を這わせながら、右手で利香さんの帯を解く。
「ああん!!・・・で・・・でも、善樹君は男ですし・・・ひゃん!!」
「フフフ・・・バカね利香は・・・男も女も一皮剥けば所詮同じケダモノよ気にする必要は無いわ・・・さあ何時ものように言って御覧なさい」

「ああ・・・言えません・・・そんな事言えマキャン!!」
明日香様は利香さんの乳首に真っ白い歯を突き立てる。
「利香・・・命令よ・・・」
「はあはあ・・・わ・・・分かりました・・・言います・・・」
利香さんは明日香様に命じられると、観念したように卑猥な言葉を紡ぎ始めた。
「り・・・利香は明日香様に絶対の忠誠を誓った牝犬です・・・・はあっ・・・利香は十二の時ご主人様に出会った日から、ご主人様に私の処女も体も魂も全てをお奉げしました・・・ヒイ!!・・・どうぞ淫らな牝犬である利香にご主人様のご褒美を下さいませ・・・」
利香さんは羞恥に頬を染めながら、明日香様に対して忠誠の言葉を紡いでいく。
「よく言えたね利香・・・それでこそ私の可愛いペットよ・・・さあ可愛がって上げるわ」
「ああ・・・明日香様・・・」

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