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吉原遊郭〜胡蝶亭艶聞〜
官能リレー小説 - 時代物

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吉原遊郭〜胡蝶亭艶聞〜 9

「…んっ…んんっ…」
その度にお花もピクンッ、ピクンッと小刻みに身体を震わせる。
「ふぅ…ちょっと待ってな」
やがてお染は一旦お花から離れると、布団の積んである棚の影から何かを取り出した。
「そ…それって…っ!?」
お花は目を見張った。
お染が手にしていたのは男根を模した双頭の張り形である。
「フフン♪…驚いたかい?これはね、女同士で楽しむための玩具さ。誰がいつ置いたのか知らないけど、ずっとここにあるんだ」
ちなみに使ったら綺麗に洗って戻しておくのが決まりだそうだ。
木製のそれは既に充分に使い込まれているようで、表面は艶々と照り輝いている。
今までに使った女達の淫水が染み込んでいるのだろう。
お染は着物の裾を捲り上げて股を露わにすると、その一方の先を女陰(ほと)に当てがい、ズブリと差し込んだ。
「…んっ…あぁん…♪」
既に膣内(なか)は充分に濡れていたようで、お染は童女とは思えぬ色っぽい声を上げる。
「凄い…お染ちゃんのお股から魔羅(まら)が生えたみたい…!」
「フフ…ほら、次はこの反対側の方をあんたの女陰に挿れるんだよ…」
「私はどうすればいい?」
「そこに横になって股を開くんだ。両足を抱えるように…そう…」
お花は少し恥ずかしかったが言われた通りにした。
「ようし…それで良い♪」
お染は自分の股から飛び出た張り形を掴むと、お染の女陰にあてがった。
「あ…」
お花の口から思わず声が漏れる。
「いくよ…」
お染は腰を突き出し、一気に挿入した。
ズブブブブ…と張り形の一方がお花の女陰の中にも入っていく。
「ああぁぁぁ…!!」
お花は体を悶えさせながら声をあげた。
二人は体を重ね合わせるのではなく、女陰同士を接点に繋がった…俗に言う“貝合わせ”状態となる。
張り形は完全に互いの膣内に没し、もう見えない。
その先端は既にお花の膣の一番奥…すなわち子宮口に達していた。
「ひいぃぃ〜!!?お…お染ちゃん!いったん止めてぇ!それ以上は無理だよぉ〜!」
「あぁ…!お花ぁ…!」
だがお染は積極的にグリグリと女陰を押し付けて来る。
「あ…!あぁ〜!?お染ちゃん駄目ぇ〜!!もう張り形の先が一番奥に当たってるぅ〜!!」


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