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忍者の隠れ里
官能リレー小説 - 時代物

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忍者の隠れ里 15

「ウフフ…ごめんごめん。だいたい競争で最下位になったくらいで種断ちや孕み腹にしたりしないわよ。勝負は時の運って言うしね。みんな本気にしちゃうんだもぉん♪」
他の者達も終点に辿り着いてからこの事実を聞かされたようで皆、苦笑いを浮かべている。
「『だもぉん♪』じゃないですよぉ…」
「でも最下位だからね。罰は受けてもらうわよ。そうねえ…武道場の床磨き一週間なんてどうかしら?」
美夏は面白そうにクスクスと笑った。
そこへ、亮鬼の後から辰爺さん達と共に来た狼鬼が提案した。
「俺に良い案があります。皆の前で交合(まぐわ)いを披露するというのはどうでしょう?」
狼鬼は美夏に説明した。
亮鬼が今抱えている女が淫雌で、精を注いでやらねば離れない事、さらに亮鬼の妻達も淫気にあてられており、抱かれねば鎮まらぬ事…。
「それは面白そうねぇ。では亮鬼君の罰は、今から皆の前でその淫雌と華林、千鳥、成美、一美の五人と交合うという事にしましょう。皆も良く見ておきなさい。他の夫婦の交合いを見るなんて滅多に無い機会だからね♪」
エラい事になった…と亮鬼は思った。
しかし、床磨き一週間よりは楽そうだ。
亮鬼は覚悟を決めた。
「分かりました!五人と交合います!」

そして用意がなされた。
なぜか美夏が用意していたゴザの上に華林、千鳥、成美、一美の四人が順番に並べられた。
皆、裸で火照る体を持て余して自らを慰めている。
「あぁん…お兄ちゃぁん…早く華林にオチ○ポちょうだぁい…」
「も…もう頭がおかしくなりそうだよぉ…」
「オマ○コにぃ…オマ○コにブッといチ○ポをツッコんでくださいぃ…」
「…はぁ〜…はぁ〜…」
「待ってろよ?みんな…すぐに楽にしてやるからな?」
そう言うと亮鬼は淫雌をゴザの端に横たえ、体を起こした。
今まで背中しか見えていなかった淫雌の顔が見えた。
十六、七の乳の大きな美しい女だ。
「み…美冬!?美冬じゃないの!!」
突然、淫雌を見た美夏が叫んだ。
「ま…まさか…っ!?」
その『まさか』であった。
亮鬼がずっと抱きかかえていた淫雌は美夏の妹の美冬だったのだ。
当の美夏はもちろん、連れて来た亮鬼や零鬼達、辰爺さん達すらも「何という偶然だろう」と驚きを隠せなかった。
「美夏さんの妹さんだったなんて…」
美夏は今年で十八。
妹の美冬は二つ年下だそうだから年齢も合う。
何より肉親を見間違える事などあろうはずが無い。
「美冬…分かる?お姉ちゃんよ?」
「オォ……オ…ネエ…チャン…?」
美夏は目に涙を浮かべ、愛おしげに妹だった淫雌の頭を撫でてやった。
そして顔を上げて亮鬼を見て言った。
「亮鬼君、妹を頼んだわ」
「分かりました!」
亮鬼は力強く頷くと、美冬の大きな両乳をワシ掴みにして腰を動かし始めた。
「オ…オォ!!オォウ!?オォ〜!!オホォ〜!!」
美冬は獣のような喘ぎ声を上げ、快楽を貪るように自らも腰を振り出した。
その時…
「あぁ…美冬…」
美夏が忍び装束を脱ぎ捨てて裸になり、喘ぐ美冬に自らの体を寄せて口付けしたのだ。
「み…美夏さん!!何を…!?」
美夏だけではなかった。
隣では華林と千鳥が互いの女陰を擦り合わせている。
更にその隣では成美と一美が絡み合っている。
目の前で亮鬼と他の女が交合うのを見せ付けられ、耐えきれずに女同士で始めてしまったのだ。
他の見習い達は呆然とその光景を見守るばかりである。
中には自らの股を弄る者や、交合いを始めてしまう夫婦もあった。

「こ…これは一体…?」
楓もまた、疼く女陰に両脚を擦り合わせながら疑問を口にした。
「おそらくあの淫雌の発する淫気にあてられたんだろう…」
そう言う零鬼の陰茎も勃起し、天を指している。
そしてその陰茎に和羽と魅羽がすがりつき、物欲しそうな目で見つめながら愛撫している。
「お前達…仕方ない。俺達もやるか…」
楓はどうして良いか分からず、おずおずしている。
それを見た辰爺さんは言った。
「楓よ、お主も亮鬼に抱いてもらいたいのであろう?」
「で…でも私は孕み腹です。妻の皆さんを差し置いて亮鬼さんとする訳には…」
「良いから行ってこい。言ったじゃろう?お主の処遇は亮鬼が決める…とな」
「は…はい!ありがとうございます長老様!」
楓は嬉しそうに服を脱ぎ捨て、亮鬼達の方へと駆け出した。
「ホッホッホ…やはり若い者はこうでなくてはのう。これなら儀仁村の将来も安泰じゃわい」
そう言うと辰爺さんは一人、山頂を後にした。
既に日は落ち、辺りを闇が支配しつつあった。
その夜は一晩中、山から淫らな喘ぎ声が絶える事が無かったという……。

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