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親戚のお姉さん
官能リレー小説 - ショタ

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親戚のお姉さん 1

「久しぶりね、ターくん。」
両親の仕事の都合でしばらくの間、ママの実家の田舎の親せきの家で暮らすことになってお姉さんが車で迎えに来ていた。
お姉さんの名前は真梨子さん。小説が大好きで小説家のお仕事をしてる。
「電車怖くなかった?」
「うん!一人でも平気だったよ !」
小学生のぼくは親せきのお姉さんたちからターくんと呼ばれている。

もう一人、麻里子さんの隣にいる、お姉さんの名前は小夜子さん、小学校の先生をしてる。
真梨子さんの車の後部座席に小夜子さんと一緒に乗ったとたん、大きいあくびが出る。
「疲れた?家につくまで寝てるといいわ。」
「うん。そうする。」
「膝枕をしてあげるから、少し休みなさい。」
そう言って太ももをポンポンっと叩く小夜子さんのすすめにしたがい、ぼくはそのまま横になった。
優しく頭を撫でられていると眠気が強くなってきて、スカートごしのふわふわした太ももの感覚を味わいながら夢の世界にもぐっていく。

「ターくん、おうちに着いたよ。起きられる?」
温かさに包まれながら気持ちよくまどろんでいると、ゆさゆさと肩を揺すられて意識が浮上する。
眠け眼を擦りながら起きあがると、車の窓のむこうに一面の田んぼが広がっていた。
青々とした絨毯がどこまでも続き、小高い山に囲まれて静かな風景が風に揺れている。
お姉さんたちの声がしたほうに振り返れば、二階建ての横に大きなおうちがぼくの到着を待っててくれた。
車を降りて真梨子さんたちと家の中に入る怒鳴り声が聞こえた。
「ただいまー。」
「やめてよ!あなた、いい加減、帰ってください!」
「そういわずにやり直そうぜ。愛美ちゃん。」
廊下で女の人を抱きしめキスを迫るかっこいいお兄さんがいた。
「愛美に何してるんですか!すぐ出てってください!警察を呼びますよ!」
「ちっ。」
そのお兄さんは舌打ちしてから愛実と呼ばれた女の人を放しておとなしく家を出て行った。
 
なんだかとっても変なよかんがしかぼくは、急いでお兄さんのあとを追いかけた。
田んぼのあいだの土の道を歩くお兄さんの背中を見つけると、なにを言えばいいかわかんなくなったんだ。
小さな小屋のよこにお兄さんがいくと、りっぱな筋肉のおじいさんたちがあらわれた。
茶色いなにかでお兄さんを包んで縄でまくと、ぼくにやさしいかおで笑ってくれた。
そのままお兄さんが山のほうに連れてかれるのを見おくったら、ぼくはおなかがすいたからお姉さんたちのおうちに帰ることにしたんだ。
「ターくん、おかえりなさい。みんなでごはんにしよっか?」
真梨子さんがでむかえてくれたから、いっしょに奥にはいっていく。
そしたら愛美お姉さんがごはんをつくってくれてた。

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