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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話
官能リレー小説 - ショタ

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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話 40

「え?僕ですか?」
「涼真くんなら似合うと思うわ」
「こんなのどうかしら」
メンズレオタードも、探してみると何種類かある。涼真くんは綺麗だし、あまり変なのを着せるのは憚られる気がするから、割とシンプルなデザインのブルーのレオタードを示してみた。
「これなら」
涼真くんにも1着、買うことになった。
その翌日…恵美先生がうちにやってきた。
「こんにちは」
春らしい爽やかで清楚な装い。でも爆乳は隠しきれなくて、それが素敵なコントラストになっている。
「まあ、先生、どうされましたか?」
「涼真くんと彩奈ちゃんの様子を伺いに参りました」
にこやかに微笑む恵美先生。恵美先生は結局、退職しないことになった。来年度は1年生の担任をすることになっているそうだ。
「涼真と彩奈がお世話になっております。どうぞ、上がってください」
優子さんの案内で、客間に招じ入れられる恵美先生。
どこか緊張と期待を抱いている、そんな感じ。
私は勉強中だった涼真くんと彩奈ちゃんを呼んできた。
「こんにちは、先生、来てくださったんですね」
「涼真くんも彩奈ちゃんも、元気そうで嬉しいわ。いよいよ中学生ね」
3人とも嬉しそう。
それから、恵美先生と涼真くんと彩奈ちゃんの、小学校の時の事をいろいろと聞かせていただいた。思い出話に花を咲かせて幸せな3人と一緒にいて、お話を伺っているだけで、私もとっても幸せな気持ちになる。
「それにしても、優子さんたちのような良い方々に囲まれて、あなたたちが幸せそうで先生も嬉しいわ。涼真くんも彩奈ちゃんを大切にしてあげてね」
「はいっ!」
「ありがとうございます」
恵美先生に、二人とも元気に答えて…そして、私は言った。
「では、恵美先生も本題に入りたいでしょうから、二人きりにしてあげましょう」
「はーい」
「では恵美先生は涼真くんとお隣の部屋に」
二人を隣の部屋に案内して、私と彩奈ちゃんは一度その場を離れた。



布団が二人分敷かれた和室で、涼真と恵美は向かい合って座っていた。
「僕、本当に嬉しいです。恵美先生が来てくれて、それに先生を辞めないで続けてくれて」
「ありがとう。涼真くんのおかげよ。『僕の所に来て』って言ってくれたから」
「恵美先生みたいないい先生が、僕の為に先生を辞めたら他の子達に悪いし、来てくれて、僕も幸せです」
「涼真くんったら……」
恵美は、感激に眼に涙を浮かべながら、涼真にひしっと抱き着いた。
「恵美先生……」
涼真も、優しくも力強く恵美を抱き返す。
やわらかく温かい、恵美の肌と体温をその肌で感じていると、涼真は恵美が抱いてくれている強い思いが伝わってきた。
恵美の豊満な胸が涼真の胸に当たって潰れ、母性と女性を象徴するようなその圧力がますます恵美の想いを強く感じさせる。

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