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恋愛暴走症候群
官能リレー小説 - ショタ

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恋愛暴走症候群 2

「一応謝罪は受け取っておくわ。あの子の姉として思う所はあるけどここで働く者として分別は付くから」

そう言って彼女は僕にズボンを脱ぐように言い僕は彼女に自身の股間を晒した。

「発情期の男の子だからパンパンね。それにごめんなさいと言いながらあの子の姉って聞いて興奮した?先走りが垂れてきてるじゃない」

それが僕の勃起したペニスを見た彼女の言葉だった。叱ることはなくむしろ当然の反応よねと言った感じでサクッと僕のペニスにテープでローターが取り付けられた。

「まずは軽く10分からね」

そう言ってスイッチが入れられた。





「はい、終了」
そう言ってスイッチが切られた。
はぁはぁと余韻が残る中、床に飛び散る精液が視界に入る。
10分の間に4度射精する事が出来たが僕のペニスはまだまだ満足できないとでも言うようにそそり立ったままだ。
これが発情期の困ったところだ。鎮めるのにも苦労する。そこに暴走の危険性が合わさると厄介さが跳ね上がる。

さて、準備運動が終わったところで訓練は次の段階へ進んでいく。
ベッドがずらりと並ぶ部屋に移動するとそこにはすでに先客たちが声を上げていた。

「オンナノニオイィィーー」
「ヤァラァセェロォォォォォ」

ベッドに革のベルトで固定された自分と同じくらいの少年や頭一つ小さい小学生の少年が奇声を発している光景は中々に恐怖を覚える。しかしこれから自分もその内の一人となる可能性の方が高いのだ。
彼らと同じように空いているベッドの横になりベルトで体を拘束される。
そしてそこに装着されるのが白い布マスクだ。ただこのマスク『匂い付き』である。
柑橘系とかそういうのではない。僕たちの訓練に使う匂い。つまり『女の香り』である。
純粋に女の香りというわけではなく、科学的に合成された女性フェロモンの香水だがそれを一吹きされただけのマスクを着け鼻で息をするように指示がされる。

匂いがダイレクトに脳を刺激し理性のねじが飛ぶ。
「もう、いいわよ。」
革のベルトとマスクを外される。
「意外と我慢強いのね。声を出さないなんて。」
「はぁ、はぁ。」
「次は私とセックスしてもらうわ。」
先生と一緒にどこかの部屋に向かう。
しばらく歩くと、セックス専用の部屋に着いた。
匂いだけで理性を失い暴れるのはごく少数で重度の患者だけである。またあの訓練で改善が見られなければその先に待っているのは去勢手術だ。
恋愛暴走症候群を手っ取り早く治す方法はこのような訓練ではなく片方の玉を取ってしまう事である。
ただ未成年の手術には必ず親の同意書が必要なためここのような訓練施設に入る子が多い。
そして重度の子でなくてもここの訓練を受けて改善が見られなければやはり最後に行きつくのは去勢手術である。

だけど今はそんなことはどうでもいい。
目の前には女性の体がある。
そしてその女性は自分を誘っている。

あぁ、もう、限界だ。

俺は一匹の獣になる。

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