PiPi's World 投稿小説

突然現れた親戚が変態だった件
官能リレー小説 - ショタ

の最初へ
 2
 4
の最後へ

突然現れた親戚が変態だった件 4

「海人君……」
秋奈の表情が牝になりそのまま自身の唇に彼女の息と舌が触れる。
「そんなに時間がないよ、休み時間だから」
「ほしいの」
秋奈は戸籍上は御堂川家になっているが実は妾の子、産みの母親は諸事情で秋奈の親権を剥奪されている。戸籍上の母親とは血縁関係はない……何れは戦略結婚の“道具”になる事は知っていた。一昨年深夜にて父親と弁護士の会話を盗み聞きしてしまい、母親の余所余所しさにも納得した。そんな時に海人に出会い彼ならこんな自分を受け入れてくれると踏み込んで接近したのである。

程なくして秋奈は海人に純潔を捧げ恋人になり、双方の保護者からの公認も得た。高城家としては佐藤家を分家の一つとして容認する事は決まっており海人が初代当主になる……その為にも将来妻として適切な女性を探し始めた矢先に秋奈と言う適任者が出て来た。
「(濡れている……)」
海人の手を秋奈はショーツ内側に誘導、そして自分の手は海人のモノを優しく撫でる。
「仕方ないなぁ」
海人は秋奈のク●を弄る……そこを弄れば暫くは迫ってこないのだ。包皮はすっかり剥け癖がついた。
「ひぃぁっ!!!」
「イッたか……」
潮吹きが起きる事もあるので海人にとっては賭けでもあった。
「意地悪♪」
その表情にゾクッとする海人、秋奈にとってはそれが楽しいのだ。


数時間後、海人はロードバイクで帰宅する。高城家が出資している会社の製品で叔父からプレゼントされた……母親を亡くしただけに健康管理に関してはシビアになっている節もあり、同級生は自動車での送り迎えが多いが海人だけは雨天のみにしている。
「おかえりなさいませ……海人様」
「ただいま。変わった事は?」
「特にありません……」
「……了解、稔叔父さんや満叔父さんから連絡は?」
「大丈夫です、海人様……健康に気配りされるのは執事としては喜ばしいのですが……」
若い執事は少し気落ちしているが仕方ない……今仕えている主人は好んでここに居る訳でもない。
「冴島さんの気持ちは分かるよ、しばらくしたら御堂川さんが来るから」
「はい、先方から既に連絡を受けてます。お泊りになりますか?」
「それは避けるよ……帰宅する際には頼むから」
「はい」
「リナの様子は?早退したって聞いているけど」
海人はロードバイクをスタンドに立て、学生鞄を冴島に預ける。
「前立腺を責められ続けて……腰が立たなくなったと」
「程々に出来ないかなぁ……先生達は」
海人のため息交じりの文句を聞くと冴島も苦笑する。

類を見ないほどの女装の生徒を受け入れる学校だけあって、教師も変態が一定の割合存在する。しかも男女共にだった。
女子に抑圧的で女装に甘いとは言え、リナはメイドの本懐は奉仕することと心得ていたし、自らの行為が教師を通して学校と海人の関係を良くするものと信じていた。
海人もそのことを知っていたので、あえて口出ししない。秋奈とは公認の関係であったが、クラスの男の娘の方が華やかで奔放だし自分を慕ってくる悩ましさがあった。
「(聞けば“父親”も両刀使いだったからなぁ)」
海人の遺伝子上の父親に関しては徐々に知るようになり今では某地方の里山山中にログハウスを建てて生活していると言う。無論海人の事は知っている……ただ会うと色々と面倒な事も起こるので里山周辺から出ないらしく実家にも帰宅してないと言う。
「海人様、終末のクラスメートの会合には参加されると」
「ああ……どの道出て置かないと煩いのだろ。親も出て来るし、衣類のチョイスは任せるよ。後叔父さんらの都合も聞いておいて」
「仰せのままに……」
リナの部屋に入ると寝ていた。更に弄られた胸をあらわにしており海人もドキッとする事もある。
「相手は?」
「体育科の教師と伺ってます。若手が多かったと」
「腰を抜かすな……」
海人も光景が容易に想像が付くようになる。

SNSでこの小説を紹介

ショタの他のリレー小説

こちらから小説を探す