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突然現れた親戚が変態だった件
官能リレー小説 - ショタ

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突然現れた親戚が変態だった件 2

数分も待たす事も無く居間に通され……食卓と言うにはデカイテーブルに俺の好物が並ぶ光景に唖然とした。
「箸まで……」
「テーブルマナーも教えられる年齢に達してないからね……雅姉さんらしいよ」
少し疲れているがデキる男のオーラがビンビンと発している青年がネクタイを解いて言う。
「?」
「僕の名は稔さ、雅姉さんの弟だよ」
「稔様、あの」
「親父とお袋は今頃満兄さんから問い詰めているよ……さてと食べながらもいいから事情を話そう。小学生には少しばかり納得しない事もあるが……」
自然とお気に入りのワインがメイドさんによって運ばれ、稔さんは呑む。
「まず、君の父親は然る旧家の血を持つ者だ……両親は結婚を許さなかったのは年齢が離れ過ぎている事と商売と政治で幾度も因縁を持っているからだ。それにあちらも結婚には反対していた」
「俺が居たからですか?」
「そう……姉さんは堕胎を防ぐ為に家を出た。結果的にシングルマザーになってしまったけどね」

稔さんも俺の母親を尊敬していた事が滲み出る様な口ぶりで言う。
「俺の父親は認知しなかった?」
「したかっただろうね……失意のまま戦略結婚され、奥さんの金使いの粗さで泣いて……息子さんに全てを押し付けて田舎に隠遁しているよ」
俺は無言になる。
「君の養育権は満兄さんになると思う……腹違いの僕は見守るしかないよ」
「!!!!」
執事らもメイドらもびっくりする、多分知っているが小学生の俺にそれをバラすとは思いもしなかった。
「男と女の争いに子供まで利用する様になったら後始末が付けようがない」
「稔叔父さんも苦労しているんですか?」
「……色々と、そろそろ話が付いたと思うが」
彼も俺と同じ年ごろには苦労している事は察した。
「稔か……」
「兄さんの指示通りに全部処理している、最も既に何件かは部下が片付けているよ」
「そうらしいな……」
上着を脱ぎ、ネクタイを緩めた満叔父さんはため息を突く。
「お願いだから会社売却するとかオフレコでも言わないでもらいたいよ」
「外から揺らさないと物分かりが悪いからな」
満叔父さんは小さいビール瓶を取るなり栓抜きで栓を抜きそのまま呑む。
「じゃあ兄さん、くれぐれも無理しないで……」
その意味を知るのに時間はかからなかった。
夕食から数時間後、朱島さんに浴場へと案内された。脱衣室にて一人のメイドが待っていた。メイド服からも分かほど胸も出ている。
「海人様の身の回りの世話を担当する緒方 リナです……」
「……えっと」
「海人様驚かれたと思いますが……目の前にいるのは医学上、貴方と同性になります」
リナはスカートのすそを捲り上げるとショーツに長細いモノがシルエットになっていた。
「メイドの何人かはシーメール……精嚢を無くした少年です」
「!」
絶句する海人の表情を余所にリナがメイド服を脱ぐ……括れた腰に張りだしたお尻と胸を女性物の下着がフイットするだけにショーツの膨らみは違和感を感じる。
「まっ使用人の何人かは親戚の女遊びの末に出来た子供なんだよね……いきなりリナじゃキツいと思うけど」
背後から来た海人と同じ年代の少女もメイド服を着ていた。
「ナルミか……」
「寝ていたから抜いて終わり、あっ、私は新緑 ナルミで妾の子の一人ね」
「抜くって?」
ナルミは海人のズボンの中央に手を添える。
「まだ出した事ないのかぁ……おねーさん出してあげようか?いいよね?」

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