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ショタヒーロー
官能リレー小説 - ショタ

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ショタヒーロー 1

時代は移り変わっても少年はヒーローに憧れる。
そしてそのヒーローの敵役は大人の役目。

「行くぞ〜。とぉ〜」
ヒーローのなりきりセットに身を包んだ7歳になる息子が声を上げながら体当たりをしてくる。
「ぐぇ」
鳩尾にミラクルヒット冗談ではなくマジでいたい。
「じゅるい、僕もパパ倒すのぉ。ひ〜ん、ママ〜」
兄の翔と色違いのヒーローセット姿の翼が駄々をこねて妻の方に駆け寄る。
「つばさの弱虫、それに兄ちゃんがレッドだもん」
「はいはい、翔も翼をいじめないの。翼も足にしがみつかないで、ご飯できないから」
我が家の総司令官殿の命令に子どもたちは素直に従う。
従わなければ子供たちではどうあがいても倒せない恐怖の鬼ママに変身するからだ。
「ごはん、ごはん♪」
鳴いた烏がもう笑顔、幼い子供らしくコロコロと表情が変わる。
「じゃぁヒーローごっこは終わりおもちゃ箱にベルトと剣をしまおうか」
「は〜い」
「やっ!」
「………」
父親にはこの対応ちょっと泣きそう。
「こ〜ら。パパの言う事も聞いて。翼、剣持ったままじゃお箸持てないでしょ?」
「ぅぅぅ」
「ほら、つばさ。ポイしよ?」
翔も翼を優しく促す。
「良く出来ました」
ちゃんとすれば褒める。我が家の子育てルール。
「はい、ご飯できたよ〜」

「ハンバーグ♪」「ハンバグー♪」
「うまそ〜」
男3人素直に母親の料理を褒める。
がっちりと胃袋は掴まれてもう虜です。
「おいし〜」「おいちぃ〜」

ご飯を食べ終わりしばらく一服すると翼が船をこきだす。
「あなたお風呂に入れてあげて」
「わかった。翼寝る前にお風呂行こうなぁ。翔、お前も一緒に入ろう」
「パパ抱っこぉ」「は〜い」
翼を抱っこして風呂場へ移動する。
「はい、翼万歳して」
「ん」
服を脱がし、ズボンを下ろし、パンツも脱がして裸にする。
そして自分も急いで服を脱ぐ。
翔は裸になるとさっさと風呂場に行ってしまった。
遅れて風呂場に
かけ湯をして湯船に浸かる。
「はぁぁぁ〜〜」
やっぱり風呂は良い。
3人が入った湯船はお湯がなみなみと張り翼は膝の上に載せないとあぶない。

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