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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 3

前作「ショタなペット【第三部】」の完結から五年後からこの話は始まる。

リーンゴーン・リーンゴーン
和己が18歳になるとすぐさま優花と和己は正式な結婚式を挙げた。
「優花〜おめでと〜。」
「お幸せに〜!」
百合宮家の親戚、絵美とその親戚。百合宮財閥グループ及び九条院財閥の重役、優花の小中学時代の恩師らが列席する。
「和己も大人になったのぉ……」
和己の叔父が呟く。
このほか和己の繋がりでは叔母。母方の祖父母、和己の通っていた中学校の校長などが顔を見せた。
「百合宮さん、一言!」
「新郎の方からも何かありませんか?」
巨大財閥の百合宮家の結婚式とあって、多くの報道陣が詰めかけ、また一部の財界人もこの結婚式に出席した。
「凄いフラッシュね……」
優花は眩しそうに目を細めて言う。そして、
「あ、そうだ。え〜いっ。」
背後にウェディングブーケを投げる。
「私が取る〜。」
「こっちに来たわ。」
数名の女性が手を伸ばすが、
ぱさっ
「あ……」
なんと受け取ったのは沙耶であった。
「わ……これもらって良いの〜?」
ブーケトスの意味が分っていない沙耶はきょとんとする。
「それはね……沙耶に…その…良いことがあるって事だよ。」
和己は流石に「次に結婚する」とは言えずそう誤魔化した。
「そうなんだ〜パパ抱っこして〜」
「あっああ良いよ。」
良いことがあると和己から聞くと沙耶は抱っこを要求してくる。
「でも、式が終るまでは待っててね。」

結婚式は無事に終わり、和己と二次会などは遠慮し、家へ戻った。
「はぁ……疲れたね……。」
優花はそう呟きながら着替え始める。
「パパ〜抱っこして〜、約束だよ〜。」
そう行って駆け寄る沙耶に和己は
「そらっ。」
と掛け声をかけ、抱き上げる。
「わ〜い。」
沙耶は上機嫌だ。
和己の身長は150センチしかなく、156センチの優花より小さいが、それでも娘達は和己に抱き上げられることを好むのだった。

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