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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 95

さて、テストはあっという間に終わり、答案が返却された。
風花の得点は以下のとおり。
法学概論:86点
古典文学:87点
社会思想史:92点
近現代史:100点
多民族文化論:94点
英語ライティング:83点
政治学:98点
倫理学概論:98点
哲学:90点(平均92,25点)
優花の得点は以下のとおり。
国語T:98点
漢詩:99点
数学T:89点
数学A:86点
英語リーディング:95点
オーラルコミュニケーション:97点
生物:87点
理科T:79点
地理A:98点(平均92点)
であった。
「ちょっと上がったくらいね。」
風花は前回、前々回などの答案と見比べてそう言った。一方で優花は電卓を叩きながら
「あ〜もうちょっとだったのに〜平均点お姉ちゃんに0,25負けた〜。」
と言った。一方テストだけを受けに行った和己の成績は
国語:98点
英語:94点
数学:79点
理科:95点
社会:99点(平均93点)
であった。この結果を見て和己は
「大して変化無しか。」
と呟いた。
3人の結果を見て
「3人ともそんなに違いは無かったわね。」
と、香奈は言った。
「お姉さまの表情、複雑ですよね。」
と美雪は言う。香奈の表情は安堵とも喜びとも言える表情であった。また、風花と優花は
「はあぁ〜。」
「ふぅ〜っ。」
ため息をつきホッとしたと言う表情を見せた。和己は平然としていたが心の中では
(学校に行って良かったのか悪かったのか分らないや。なんだか打ち解けづらかったし……)
と複雑だった。
「和己君、如何だった?」
風花と優花は和己の結果が気がかりだった。
「入学時の実力あんまり変わっていません。初めて定期のテストなのでなんとも言えませんが。」
「そう。」
優花が納得すると風花が
「今夜は私がお夕飯作るわね。」
と上機嫌に言う。すると
「そう。ここの所ずっと美雪ちゃんにばっかり作ってもらってたからお礼ってわけね。」
香奈はそう言い笑った。
「そうよ。」
しかしその実、風花には真っ黒な計画があったのだ。
そのことは後で明らかになるのだが、その前にこの日の献立を紹介する。
メニューは和己に合わせて和食とした。
・ご飯
・天ぷら(ちくわ、マイタケ、カボチャ)
・ミニハンバーグ
・茹でアスパラガス
・豆腐とニラの味噌汁
であった。風花は
「じゃ座って。優花何処に座るの?」
と言う。訊かれた優花は
「え?たまにはこっちにしようかな。」
とあえていつもとは違う席に着いた。
「じゃあこれね。」
「なんだか一番に貰っちゃって良いのかな?」
この行動も先の計画に絡んでくるのだ。

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