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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 88

夕食が出された。
・たけのこご飯(地元農家の有機栽培で取れたお米のみ使用)
・わかめとネギのお吸い物の三つ葉添え(ネギと三つ葉は契約農家からの物である)
・シドケ、アイノコ、コゴミといった山菜の天ぷら
・ぜんまいと人参、こんにゃくの田舎漬け
・わらびの炒め煮
・蛸のぶつ切り、旬の大葉添え
と言うメニューであった。
「わ〜美味しそう。」
一番喜んだのは風花である。
「そうね。早速頂きましょう。」
「「「頂きま〜す。」」」
一斉に箸を取り食べ始める。香奈が
「タケノコの香り良いわね。」
と言うと美雪も
「お姉さまもそう思いますか?私もです。」
と応える。
「それにしても和己君、わらびとかアイノコとか全然平気なのね。」
少し驚いたように風花が言う。
「そうですね。ママが色んな物を食べさせてくれたからだと思います。」
和己が言うと
「まあ、あんまり好き嫌いは無かったかしらね。」
と美雪が言った。
「ふ〜ん。良い参考になったわ。」
そう言ったのは優花である。
「意味深長な台詞ね。」
やや不機嫌そうに風花が言う。
「お代わり貰って良いかしら?」
香奈が言うと
「あ、私がします。」
と美雪が手を出す。そこから会話が広がり、一瞬張り詰めた空気は収まった。
「……」
和己は巻き添えを恐れてお吸い物を飲みながら、優花と風花のやりとりを見ないようにした。
「やっぱりここのご飯は美味しいわ。お釜で炊いてるから違うわね。」
美雪にご飯をよそってもらった香奈は、のんびりとおかわりのご飯を食べていた。

「は〜食べた食べた。ご馳走様。」
風花が仰向けになりながら言った。
「風花、お行儀が悪いわよ。」
と香奈が窘める。
「ご馳走様。」
「あ〜美味しかったわ。」
和己と優花も食事を終え
「じゃあ出しておくわね。」
美雪が廊下に食べ終えた食器を出しに行った。

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