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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 86

翌日、優花は文化祭の振り替えで休み、和己は百合宮家に送られてくる課題を終わらせて提出することで中学校のカリキュラムに代替することになった。まだ「l後遺症」が残っていると判断されたのだ。
そして風花は履修している講義の教授が学会で授業が休講となった。そこで5人揃って温泉へ行くこととなった。
「さ、皆乗って乗って。早く行こう。」
一番はしゃいでいるのは香奈である。全員をリムジンに乗せ、トランクに荷物を詰めるとハイウェイで温泉旅館へ向かう。
「皆様、間もなくでございます。」
運転手が言う。
「楽しみね。」
香奈はワクワクが抑えられない様子だ。
「お姉さま、落ち着いてください。」
美雪が香奈にそう言い、
「あ、ごめんごめん。」
香奈は赤面した。
キッ
「到着でございます。」
運転手が言う。既に旅館の従業員が待っていた。
「いらっしゃいませ。宜しければお荷物お預かり致します。」
荷物は従業員に全て運んでもらった。
「和己くん、部屋に着いたらお風呂に行こうか、混浴あるんだよ。」
「良いですよ優花さん。」
優花は荷物を預けると和己に部屋に着いたら混浴風呂に入ろうと進めると和己は同意する。
「あらあら、二人共仲良いわね。」
和己と優花の仲の良い姿を香奈は微笑ましくみていた。
「さてと……あ、このお饅頭美味しそうね。」
温泉旅館の部屋にあるものといえば、やはりコレである。
「早速いただこうかしら。」
香奈と美雪、そして風花はお茶にした。
「ふぅ〜。気持ち良かったわよ。お姉ちゃん達も入ってきたら?」
優花が和己を連れて風呂から出てきた。
「ええ、そうね。」
風花はそう言って風呂へ向かった。
「ねえ、和己君ちょっと大事な話があるんだけど?」
「はい?」
優花が席を外し、香奈、美雪、和己の三人となった時に香奈が切り出した。
「はい?」
「正直に言ってね。和己君はお父さんの事如何思ってるのかしら?」
「如何って……あんまり家に帰って来ないからよく分かりません。でも僕は今が幸せですから……」
「ふ〜ん。そっか。ありがとう。」
香奈は和己が「今が幸せ」と言った事に満足し、そこまででその話を終えることにした。

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