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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 78

「あ、お帰り。丁度焼けたところよ。」
と香奈がオーブンからスポンジケーキを取り出す。
「お姉さま、トッピングは私がしますね。」
と美雪が言う。
「じゃあ僕が紅茶淹れるね。」
和己も立ち上がり、
「手伝うわ。」
優花も続く。
トッピングが終わり、香奈がケーキを5等分する。
「風花はお夜食の代わりに食べるかしらね。」
と香奈は風花の分を冷蔵庫にしまい、
「さ、いただきましょう。」
と言った。
「うわぁ美味しそう。いただきます。」
甘党の優花が早速手をつける。
「美味し〜い。」
優花が大喜びで言う。和己も美雪も喜んで食べる。
「ありがとう。この瞬間が料理の楽しみよ。ね?美雪ちゃん?」
「はい?」
急に振られた美雪は驚く。
「美雪ちゃんはいつも凄い料理作ってくれるでしょ?」
「え、ええ。私は作るのも好きですし、お姉さまのキッチンは設備も材料も最高ですから。もちろん喜んでもらえるのも嬉しいですよ。」
美雪の料理の腕を誉める香奈に美雪は香奈の家の厨房の凄さに感心する。
「和己くん、口拭いてあげるね。」
「ありがとう優花さん。」
香奈と美雪が話してる中、和己の口を拭く優花。
「あ、優花さん……」
「え?あ、私ので口拭いちゃ嫌だった?」
優花は何事も無かったように言う。
「優花ちゃん、風花ちゃんに見つからない程度にね。」
優しく諭す美雪。
「あ……配慮が足りませんでした……」
相手が美雪だと優花は素直に言うことを聞く。今後のことを考えて好印象を持たせたい様だ。
「ふふ、素直ね。」
美雪は笑顔で言う。
「全く仕方ない子ね……」
香奈はそれだけ言うと立ち上がった。
「香奈さん?如何しました?」
「ん?お茶のお代わりよ。和己君も飲む?」
香奈が振り返ると美雪が
「あ、お姉さま言ってくだされば……」
と言う。しかし香奈は
「良いのよ。セルフサービス。」
と言った。

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