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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 77

会計を済ませ店を出る。
「ありがとうございました。またご来店くださいませ。」
「はぁ。美味しかったわ。でも年越しそば以外でお蕎麦食べたの初めてかも。」
と優花が言う。すると和己が
「え?お姉ちゃんそうなの?」
と驚く。
「うん。多分そうね。って言うよりはパスタ以外の麺類ってあんまり食べないんだと思うわ。」
優花がそういうとさりげなく和己の手を取り、
「次はあそこのお店に行きましょう。」
と言った。
店内を回っていると
「あら?天気が悪くなってきたわね。」
ふと外を見た優花が言う。するとぱらぱらと雨が降り出した。
「あ……降って来た……」
「しょうがないわ、帰りましょう。家に電話して迎えを呼ぶわ。」
優花は携帯電話を取り出し、家に連絡する。リムジンを迎えに来させるように言うと、店の外のひさしの下で待つ。
「それにしても急に降ってきたわね。あ、もう一回『お姉ちゃん』って呼んで。」
「うん。お姉ちゃんっ。」
和己が甘えたような声で言った。期待した通りの反応に優花は嬉しくなる。
「ありがと。……また家に帰ったら『優花さん』か……。」
優花は名残惜しそうに言う。と、そこへリムジンがやってきた。
「お嬢様、お待たせ致しました。」
「うん。ありがとう。」
優花と和己は家に向かった。
「ただいま。」
「只今帰りました。」
するとエプロン姿の美雪が
「二人ともお帰り。丁度良かったわ。今お姉さまとケーキ焼いたのよ。一緒にいただきましょう。」
と迎える。
「はい、お義母様。」
「あ、ママこれお土産。」
和己はミントティーとバニラティーを美雪に渡す。
「あら、ありがとう。もうすぐ3時だし、これ淹れてティータイムにしましょう。」
「うん、何か甘いにおいするね」
美雪にお土産を渡すと和己はキッチンから良いにおいがするのを気付く。
「お姉さまがケーキを焼いてるのよ。もうすぐ出来るから居間へ行きましょう。」
「うん。」
「そうですわね。」
美雪は二人を居間へ連れて行く。

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