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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 75

和己は驚いたように言う。
「こぉら、『お姉ちゃん』でしょ?」
「あ…お姉ちゃん……」
「ふふ。和己君あの時の事、思い出した?」
「……は…はい……」
和己は驚きそう応えるのが精一杯だった。優花は
「やっぱりあの時の和己君だったんだね。」
「え?如何いう事ですか?」
「私ね、絵美姉さまの家の地下室で和己君を見てからずっとあの時助けた男の子が和己君じゃないかな〜とは思ってたんだけど、流石にちょっと自信がなくてね。だからちょっと言ってみたのよ。ビンゴね。」
自分が小さい頃、助けたのが和己だと解り喜ぶ優花にたずねる和己。
優花は和己が絵美に監禁された時から、自分が助けた子供は和己だと確信してたのである。
「そういう偶然あるんですね。」
優花との出会いは運命だと確信する和己、ここまで縁があれば信じるしかなかった。
「ふふ。それでこんな関係になれれば……あれ?」
和己と話していた優花の視線が和己を飛び越え、和己の背後に注がれる。
「如何したんですか?」
和己が振り返るとそこには絵美の姿があった。
「まぁ偶然ね。」
絵美は優花に近づいてくる。
「こ…こんにちは……」
まだ和己はやや絵美が怖いようだが、文化祭の一件以来、絵美を信用し、目を見て話すこと程度は出来るようになっていた。
「こんにちは絵美姉様、今日はお散歩ですか?」
「今日は優花、和己くん。まあ、そんな所ね。じゃあ、急いでるから行くわ。」
優花が挨拶し散歩かとたずねると絵美は肯定し、和己と優花のデートの邪魔しないというと去って行く。
「和己くん。」
「はい?」
「次はどこへ行こうかしら。」
絵美が去った後、優花は和己にどこに行くか尋ねる。
「う〜ん、お姉ちゃんが決めてよ。」
「じゃあ、お買い物に付き合ってくれる?」
「うん、良いよお姉ちゃん。」
優花は考え、買い物に行くのを決めた。それを和己は承諾する。

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