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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 73

最初は香奈と関係を持つのを戸惑った美雪だが、和己が自立し自分も新しい人生を歩めたのを喜んでいた。
そして、二人は着替えて食堂へ向かった。

「あ、ママ、美雪さんおはようございます。」
既に食卓についていた風花が言う。
「おはよう。」
「風花ちゃん、おはよう。」
チーン
「はい。お姉ちゃんトースト。あ、お早うございます。丁度良かった。」
優花は香奈と美雪にもトーストを差し出す。二人はベーコンエッグとキャベツの千切りをのせ、オープンサンドにして食べ始める。そこへ
「皆さんお早うございます。」
やや遅れて和己が入ってきた。


夕方
「ただいま。」
優花が帰ってきた。
「ね、ママ今週の木金は文化祭の振り替えで休みだからね。」
「あ、そうね。4連休なのね。」
「ええ。あ、和己君は?」
「部屋に居るわよ。」
優花は一旦自分の部屋へ戻り、カバンを置くと制服も着替えず和己の部屋へ行こうとする。
「あ、優花ちゃん?」
美雪が呼び止める。
「はい?」
優花は振り返る。すると美雪は小声で
「風花ちゃんが帰ってきた時には、和己と別の部屋に居てね。」
と言った。和己がまた風花に酷いことをされたくないのだ。優花も同じ気持ちなので
「はい、お義母様。」
と言い、和己の部屋へ向かった。
ガチャ
「ただいま、和己君。」
「あ、優花……お、お姉ちゃん、お帰りなさい。」
和己が「お姉ちゃん」と呼んだので優花は上機嫌になり、和己を抱き締め頬ずりした。
暫く和己と談笑していた優花だが
「あ、そろそろお姉ちゃんが帰ってくる。また夕飯の時にね。あ、その前に……」
と言い、優花は和己の耳元で
「木曜日、デートしよっ。」
と言い残し、部屋を出て行った。
「木曜日……3日後か……」
和己はひとり呟いた。

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