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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 8

「はぁ…はぁ…はぁ…」
和己は息を切らせ、大の字になってのびている。
「ママ、流石にもう出ないわね。」
「そうね。私の中では3回目からは空砲ばかりだったわ。」
「ん〜っ(もう止めて!)」
優花は泣きながら香奈と風花に訴える。
「ふふ。和己君を独り占めした罰よ。」
風花はそう言い、香奈は
「少しは反省したかしら?」
と言う。
優花が充分に反省したと見た風花は
「ママ、もうこの辺で許して良いんじゃないかしら?」
と言う。
「そうね。」
香奈も同意し、優花の拘束を解く。
「ごめんなさい……」
やっと口が自由になった優花はそれだけ言った。しかし、拘束によって四肢は痺れ動けない。一方で和己も連続射精と空砲のため、仰向けに伸びているだけであった。
「じゃあ優花、今日のところは許してあげる。和己君と一緒に寝て良いわ。」
と言うと、風花は和己を抱き上げ、優花の布団に寝かせた。そして
「お休み。」
そう優しく言うと香奈とともに部屋を出て行った。
「はあぁ〜……」
どちらからとも無く長いため息が出た。そして
「か…和己君……ごめんね……」
「いえ…優花さん…大丈夫ですか?」
お互いを気遣う言葉が出る。
「和己君…私…動けないの…。だから…来て…」
「…うん…」
和己は疲れた体を引きずりながら優花にピッタリとくっ付く。
「優花さん……」
「和己君、『お姉ちゃん』って呼んで欲しいな……」
「はい。…お、お姉ちゃん。」
「ありがと。今夜…ううん、明日の朝までは『お姉ちゃん』って呼んで。」
「はい。」
「今は和己君が弟だから、『うん』で良いんだよ。」
「うん、優花お姉ちゃん。」
(本当にこんな弟が居たらなぁ……)
下の兄弟姉妹が居ない優花にとってペットというよりは可愛い弟であり、また年下の恋人でもある和己は大切この上ない存在である。
(独占しちゃいけないと思ってても…やっぱり和己君大好きだよ……)
目を閉じ寝息を立て始めている和己にそう心の中で呟き、
「ちゅっ。」
和己のおでこに軽くキスをした優花は、そっと目を閉じた。

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