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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 70

「ふう〜和巳君がしてくれないと、虚しいわね。水でも飲もうかしら。」
オナニーをし終えた優花は着衣を整えると水を貰いに一階に降りる。
疲れながらも身だしなみはきっちりとするのは彼女がお嬢様である故であろう。
「はあぁん…あん、あんっ……」
風呂場から声がする。
「あれ?まだお風呂に入ってるの?お姉ちゃん?」
優花は風呂場へ向かう。
「お姉ちゃん?開けるよ。」
するとそこには和己を膝の上に乗せ、絶頂を迎えた後も和己の体で快楽を貪る風花がいた。
「…お…お姉ちゃん……」
「あら?優花……」
「…た…助けて……」
優花はそれを見て絶句する。そして
「和己君から離れて。」
とだけ言った。
「んもう……」
いかにも不満そうに風花が出て行く。優花は湯船の中で視線が定まっていない和己を抱きかかえ、和己の部屋に連れて行く。出来れば和己と寝たかったが、この状態の和己に性交を頼むなどできなかった。
「和己君、しっかりして。」
そう言い、和己の視点が定まったのを確認し、パジャマを着せる。そして
「和己君、お休み。」
と言い、その場を後にする。
すると後ろから和己が
「優花さん……」
と呼び止める。
「ん?」
優花が振り返ると
「優花お姉ちゃん……」
わざわざ言いなおし、そして
「助けてくれてありがとうございました……」
と言った。
「良いのよ。今日はゆっくり寝てね。」
優花は微笑を送り、部屋の扉を閉めた。
「はぁ……お姉ちゃんってばなんでああなのかな?」
優花は部屋へ戻り仰向けで天井を見ながら一人呟く。
「和己君の泣き顔も可愛いけど……でも……」
優花は言葉を続けるが、
「やっぱり和己君が心配だわ。」
そう言いながら優花は和己の部屋へと向かった。

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