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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 68

「皆さん、お待たせ致しました。ミス・エルフェディア、OG枠部門の優勝者、ただいま集計が終わりました。」
ワアァァ〜ッ
「さて、今年のミス・エルフェディア、OG枠部門、グランプリは誰か!まだ候補者にはお知らせしておりません。」
司会者が妙に引っ張る。
「お姉ちゃん、勝ったかなぁ……?」
「優勝は……」
ダカダカダカダカダン!
「柊綾子さんで〜す!」
ウオォ〜ッ!
「駄目だったかぁ……はぁ…」
優花はため息を漏らす。
「まだ終わりではありません!審査員特別賞、今回は該当者1名!それは……」
ダカダカダカダカダン!
「百合宮風花さんです!得票率第二位!このナイスボディーが魅力か。審査員特別賞受賞です。」
ワアァ〜ッ!
「やったぁっ!」
優花が飛び跳ねた。
「優花さん、嬉しそう。
やっぱり姉妹なんだな。」
優花が風花の特別賞受賞を聞いて喜ぶ姿をみて和己は二人は本当は仲が良いと感じる。
しかし、優花が喜ぶ理由を和己は気付いてなかった。
「…………(和己くん、私がお姉ちゃんの受賞を喜んでると思ってるのね。だって、私が優勝でお姉ちゃんが受賞も特別賞推薦もされなかったら、お姉ちゃん不機嫌になるのにね。)」

「審査員受けが良かったのね。」
香奈が呟く。すると美雪も
「ええ、でしょうね。卒業生ですし。」
と応える。
「皆さん、投票ありがとうございました。受賞者に今一度大きな拍手を!」
ぱちぱちぱちぱち ザザアァ〜ッ
まるで渦潮のような拍手が沸き起こった。

暫くして花束と表彰状を持った風花がやってきた。
「特別賞、微妙ね。」
と言う風花だが、それなりに喜んでいるようだ。
「何貰ったんですか?」
和己は風花の機嫌をとろうと話しかける。紙袋の中には驚くべきものが入っていた。なんと〔豊胸サプリメント〕である。
「全く……馬鹿にしてるわよね。」
風花が言うと一同大爆笑だった。
「さ、そろそろ帰ろう。」
優花が促がす。
「後夜祭は?」
「いいわよ。実行委員も出席義務ないし。」
と優花は歩を進めた。

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