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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 61

その後、演奏が終わると和己達は風花がお化け屋敷をみたいと言い出した為、体育館を後にして旧体育館へ向かった。

「なんだか…本格的ですね……」
そう言いながら強く手を握ってくる和己に、風花はスリルとは違ったドキドキを感じる。
(お化け屋敷に来たの正解だったわ……)
風花は心の中では大喜びだが、絵美も居るので外には出さない。その絵美はというとお化け屋敷自体を楽しんでいる。
ヒュウゥ〜 ドロドロドロ………
「きゃあぁ〜っ!!」
大声で絶叫したのは香奈である。
「ママったら……だらしないわね……」
優花が呟く。
「優花、ママがこの手が駄目なの知ってるでしょう。」
優花にだらし無いと言われて、香奈はむっとして言い返し開き直る。
「もう、文句を言うなら、お姉ちゃんに言ってよ。あれ?お姉ちゃん、和己君?」
開き直った香奈に文句を言いながら、姉と和己の存在が見当たらないのに気付いた優花は二人を探す。
「あれ?絵美姉さまも居ない……もうっ……」
「ちょっと…優花…待って…」
後ろから香奈が情けない声で呼びかける。
「あ、お義母様、ママをお願いします。」
「そうね……お姉さま、しっかり。私が付いていますよ。」
美雪は香奈を励ます。
「ありがとう……美雪ちゃん……」
香奈は美雪にすがりつきながら前へ進む。
(なんだか嫌な予感がするわ……)
優花が胸騒ぎが抑えられなかった。
タッタッタッタッ
優花は旧体育館から出ると
「さて……何処から探そうかしら……」
と呟く。

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