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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 58

「お待たせしました。ステーキセットです。」
「あ、それはお義母様ね。」
優花の前に置かれたため優花は美雪にそれを渡す。
「そしてこちらはエビフライ定食です。」
「それ私。」
香奈が手を挙げる。
「こちらが鮎の塩焼き定食です。」
「僕です。」
和己が言う。
「そして若鶏の照り焼きです。」
「あ、私だ。」
風花が取る。優花の料理だけが来ない。
「あれ?『スモークサーモン、パンスープセット』は?」
「もう暫くお待ちください。」
一行はお料理研究会主催の「エルフェディア/カフェ&レストラン」に入っていた。スモークサーモンが遅いのは本当にスモークするところからやるためだ。
「ポタージュスープでございます。」
気を利かせたのか、出来るまで間を持たせるためか優花にポタージュスープが出された。
「さて、優花のも来たからいただきましょう。」
「待っててくれたんだ。ありがとう。」
「「「いただきます。」」」
食べ始めて優花のスープが残り僅かになった時スモークサーモンが出された。
「大変お待たせ致しました。」
「わぁ凄〜い。」
優花は大喜びである。
「あら、優花ちゃん凄い喜びようね。」
美雪は笑顔で言った。
「あ……その……」
「ふふふっ。優花ったら。ねえ和己君、ちょっと食べてみる?」
香奈はそう言い、和己の返事を待たずエビフライを和己の皿へ分ける。
「ありがとうございます。」
「ちゃんと食べないとね。」
香奈も和己の痩せ気味の体型が気になっていた。
「じゃあ私も。」
「お姉ちゃんに対抗して私も。」
風花と優花も主菜を和己に少し分ける。
「食べきれるかな……」
「成長期なんだからね。」
美雪はそう言い、自らもステーキを和己の皿に分けた。

「食べ過ぎちゃったよ……」
ぐったりとした和己が言う。それでも結局食べきったのだ。
「ふふふ。私はデザート頼もうかしら。」
優花がそう言うと風花も手を挙げ
「優花が頼むなら私も。」
と言う。
「あらあら、じゃあ私もそうしましょう。美雪ちゃんもそうする?」
「はい。」
香奈と美雪もデザートを頼んだ。

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