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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 57

聖エルフェディア女学院の文化祭は二日目である。
「あ、皆来たわね。」
「ええ。」
この日は5人ともリムジンで乗り込んだ。黒塗りの高級車が並ぶこともあまり珍しくない聖エルフェディア女学院ならリムジンで乗り込むこともそれほど異端視されない。
「さあ、今日も楽しみましょうね。」
香奈が言うと
「和己君から目を離さないでよ。」
と優花が言う。
「それなら、あんたが見なさいよ。」
「私は実行委員の仕事あるから仕方ないでしょう。」
優花のデカい態度に風花はポツリと優花が和己の面倒をみればと言うと、優花は仕事を盾に反論する。
「そうね〜あんたは仕事頑張ってね。
和己くんは「むぎゅ」私が面倒みるから。」
優花の反論をスルーして和己を抱っこしてどこかへ行く風花。

「全く……」
優花はそう言いつつも、仕事があるため風花を追うわけにはいかない。学園祭運営本部のテントへ向かう。
「あ、絵美姉さまお疲れ様です。」
「優花もお疲れ。それで今日はこことここをお願い。私も一緒に居るけどね。」
「はい。」
その日の仕事の打ち合わせを終えた。
「お昼前には休憩が取れると思うから、その時はちゃんと和己君を守りに行ってあげなさい。」
「はい。」
「それとね、昨日貴方達のクラスのたこ焼きプレートが校庭に置きっぱなしになってたわよ。」
絵美は片づけの時にたこ焼きプレートを拾ったことを話す。
「あ……すみません……」
「クラスの人に返しておいたから、今日は忘れないようにね。」
「はい。気を付けます。」

『間もなく、聖エルフェディア女学院が午前9時をお知らせいたします。ピッ、ピッ、ピッ、ピ〜ン。』
「さあ、開始よ!今日も頑張りましょう!」
絵美が凛とした声で言った。

和己たち一行は美術部の展示、ミリタリー研究会の展示と射的、そして吹奏楽部のコンサートを聴き、11時になった。
「優花さんはまだお仕事ですかね?」
和己が呟く。風花はちょっと不機嫌そうな顔をする。美雪はそれに気付きつつも
「そうね……優花ちゃんも一緒だと良いのに。」
と和己に同調する。と、そこへ
「お待たせ〜。」
優花が駆けて来た。

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