ショタなペット【第二部】 56
その頃、和己の部屋では優花と和己が抱き合っていた。
「お姉ちゃん……ちゅうぅっ」
「和己君……チュパッ…チュパ…」
まだパジャマは着たままだが、ベッドの上で横になり、深いキスをかわしていた。
「お姉ちゃん……大好き…んっ…」
和己は優花の唇に再び口を塞がれる。
「チュパ…ちゅうぅ…ちゅぱぁ〜んっ。ありがと。私も和己君の事好きよ。」
優花は和己の頭を撫でる。
「おねえちゃぁん……」
優花に頭を撫でられ良い気持ちとなり、優花に甘える和己。
「ふふふ、これが幸せな一時かも知れないわね。」
甘える和己を見て優花は幸せの余韻に浸っていた。
「和己君……脱いで……」
「え?お姉ちゃん……」
和己は優花の言葉に戸惑う。
「…まだ…怖い?」
優花は和己を気遣う。昼間の事がフラッシュバックするようなら今日は止めようと決めていた。
「……うん…でも……優花お姉ちゃんなら……」
「……大丈夫?」
「うん。お姉ちゃんなら…嬉しい…」
和己はそういって自ら服を脱ぐ。それを見た優花は
「優しくしてあげるね。」
と言う。
「ふふふ。」
「あぁっ…お姉ちゃん…」
「あんっ…もうっ和己君ったら…」
暫し二人は裸でじゃれあっていたが、いつしか優花と和己は裸でひしと抱きあったまま眠ってしまった。
「んぅ…お姉ちゃん……」
「和己君…大好きよ……」
「和己君?朝よ。」
「んぁ…お姉ちゃん…」
和己は寝ぼけ眼を擦りながら体を起こす。既に優花は服を着ていた。
「服着る前にシャワー浴びてきたら?20分したらまた開けに来るからね。」
そう言うと優花は部屋を出て行った。