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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 55

夜、リビングには香奈の姿があった。香奈は美雪を呼び、来るのを待っているのだ。
「お待たせしました、お姉さま。」
「いえ、呼び出してごめんね。紅茶で良いかしら?」
「はい。」
「ちょっと待ってね。」
香奈は慣れた手つきでダージリンティーを淹れ、美雪に差し出す。
「どうぞ。」
「ありがとうございます。」
「ふふ。で、早速だけど本題ね。」
香奈は切り出す。
「ねえ、今日文化祭に行って思い出したんだけど、私達も現役の時は楽しんだわよね。」
「そうでしたね。」
「私のクラスは白雪姫の劇をやったのよね。それから吹奏楽部のコンサートに出て、部費稼ぎのたこ焼きもやったっけ。」
香奈はニコニコしながら言う。すると美雪が
「私も食べに行きましたよ。」
と応える。
「そうだったわね。貴方達はあの時何したかしら?」
香奈が聞く。
「確か喫茶店をやりましたよ。お姉さま来店されたじゃないですか。」
「そうだったっけ?それ、私が卒業した次の年じゃ無かったっけ?」
「あ、そうかもしれません。だとすると……お化け屋敷でしたかね……。」
美雪は頭を回転させ思い出そうとする。すると香奈が
「あぁ、そうだったわ。行ったわよ。」
と応えた。そして
「それと鉄板焼きじゃなかったかしら?」
「そうでした。やりましたよ。あの暑い中、焼きそばにお好み焼き、もんじゃに焼きお握り。」
美雪は思い出したように話し始める。
「そうでしたわね。そうそうお姉様、文化祭が終わった次の日に私を日帰り温泉旅行に強引に連れて行きましたわね。」
香奈の話を聞き納得する美雪。
そして、美雪は文化祭が終わった休みの日に強引に日帰り旅行に連れていかれたのを話す。

「まあ、文化祭の振り替えだから、世の中は平日。何処も空いていたからね。」
「明日、文化祭二日目が終わったら振り替え休日に旅行でもしませんか?」
「良いわね。でも秘密にしておいてあの子達を当日に驚かせましょう。」
「はい。」

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