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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 52

「いらっしゃいませ。」
「あ、後で一人来るから5人で。」
「はい。お煙草は……」
「禁煙席で。」
香奈が話を進め、4人は席についた。窓際の席で、窓側に和己が座り、その右隣に優花が、和己の向かいに美雪が美雪の左隣に香奈が、更にその左の一席を確保した。
「さ、何にする?」
と香奈が言うが
「風花さんを待ちませんか?」
と和己が言った。
「じゃあ心の中だけで決めておこうか。」
優花はメニューを眺め始めた。
風花がやってきた。
「あ、とりあえずドリンクバー。」
「かしこまりました。」
「あ、お姉ちゃん、私達はもうメニュー見て決めてるから、お姉ちゃんが決めたら全員注文できるわ。」
優花は風花にメニューを渡しながらそう言った。
「待っててくれたんだ。ありがとう。そうね……」
風花はメニューを見ながら考えている。
「う〜ん…決めたわ。」
「じゃあ店員さん呼ぶわね。」
ピンポ〜ン
店員を呼ぶボタンを香奈が押した。

一方、その頃、亜衣たちはというと。
「亜衣、だから和己君を捕まえようなんて止めた方が良いのよ。」
「美帆、あんたも乗った癖に言えた義理じゃないでしょう。」
「なによ!」
この様に亜衣は美帆と一緒に責任をなすりつけていた。
「先輩方、口を動かす前に早く片付けて下さい。」
そこへ美奈たちが二人を注意する。亜衣たちは和己を拉致し苛めた罰として、絵美の命令で文化祭の後処理を押し付けられたのである。

「全く……誰よ?絵美を生徒会長にしたのは……」
すると亜衣の背後から
「それは全校生徒の投票よ。」
と絵美が現れた。
「わっ!び、びっくりした……」
「絵美さん、あなた生徒会長なら片付け手伝いなさいよ。」
美帆がそう言うと、
「ええ、今校内の片づけをしてきたところよ。これから貴方達を手伝おうと思ってきたのよ。」
と応えた。
「これは捨てて良いのかしら?」
「良いんじゃない?」
「美奈、ダンボールはそこにまとめておいて。」
着々と片づけは進んでいく。絵美の陣頭指揮が上手くいっているようだ。
「あれ?これたこ焼きプレートじゃない?」
亜衣は屋台を解体中に丸い穴がたくさん開いている鉄板を見つけた。
「あ、本当だ。」
「ここは何処の団体がやっていたの?」
「え〜と……絵美さん、何処でしたっけ?」
「ええと……あ、優花ちゃんのクラスじゃないの?」

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