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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 50

「貴方は何してるの?」
絵美は土下座したまま固まっている亜衣に言う。
「許して…ください……」
「そう思うなら貴方も服を脱ぎなさい。」
「許して……」
絵美はそんな愛に蹴りをいれ
「全裸になりなさい!」
と怒鳴る。一方で和己は動けない様子だ。それに気付いた優花は自分の制服のブレザーを和己に掛ける。
「これで5人とも裸になったわね。」
「この5人如何するの?」
「記念撮影…かしら?」
「ああ、その方が良いわね。和己君を拉致すればどうなるか、身を持って解るわね。」
「ええ、風花従姉様。撮りますね。」
絵美が記念撮影を思いつく。風花は今後、和己に馬鹿な事をする人間への抑止力になると気づき、絵美は早速撮る事にした。
パシャ!
「これで良いかしら?」
「絵美姉さま、駄目です。一人ずつの写真も撮ってください。」
優花はまだ収まらない様子だ。
「そう。じゃあ……」
パシャ、パシャ、パシャ、パシャ、パシャ
それぞれの全裸写真を撮り終えた頃、和己がやっと半身を起こした。
「助けてくれて……ありがとうございます……」
和己はまず絵美に言った。
「良いのよ。これからははぐれないようにね。」
絵美はそれだけ言うと資料室の鍵を閉め、鍵を返すために学園祭運営本部へ戻って行った。和己は疲れを取るために、風花のロードスターに寝かせることにした。
「和己君…ごめんね…」
風花は目を離してしまったことを謝る。
「……はい…」
「ごめんね……怖かったよね…」
風花は涙を流す。すると
「風花さん…泣かないで…」
と言う。そこへ優花が
「私……運営本部に行かなくちゃ。これは外せないの。混乱させちゃうから。ちゅっ。」
和己の頬にキスをすると走り去っていった。
「和己君……怖かったでしょう?もう私達が居るからね。私もママも美雪さんも居るから、もう大丈夫だからね。」
優しい声で風花は和己を慰める。

「お姉ちゃん、ママ、お義母様、お待たせ。和己君の具合如何?」
3時頃になって優花が戻ってきた。
「優花さん……」
「和己君、無理しないで良いよ。」
優花は和己に声を掛ける。
「ちょっとおやつ代わりになるもの買って来るね。」
風花はそう言ってその場を離れた。

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