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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 45

「ママ、美雪さん、呑気に言ってないで探すわよ。私は絵美に会ってくる。あの娘生徒会長だから、何とかなるわ。」
風花はそう言うと絵美の所へ向かう。
「美雪ちゃん。じゃあ、私たちも探そうかしら。」
「そうしましょうお姉様。」
香奈と美雪も探しに行く。

タッタッタッタッ
風花は走って生徒会を目指す。
「確か去年はこの辺に……あ、あそこだ。」
校旗が掲げられた学園祭本部が風花の視界に入った。
「すみません。」
「はい。如何されました?」
「あの、生徒会長の九条院さんは?」
「あ、会長は間もなく戻って来ると思いますので少々お待ちください。」
椅子を勧められた風花は腰を下ろす。とそこへ絵美が戻って来た。
「え?優花ちゃんのお姉さんが来てるの?何処?」
「あ、絵美、ここよ。ちょっとこっち来て。」
風花は事情を話す。
「……そうですか。放送で呼び出しましょう。」
「ちょっと待って!もし前みたいに誰かに捕まってたら逆効果よ。」
「あ、そうですね……。ただ真衣は運営副委員長として今学園祭運営本部に居ますし、芽衣は今丁度出番ですよ。だから……あ、でも他の子も居るか…」
「空き教室とか、人が近寄らないような場所を教えてくれない?」
「分りました。ちょっと資料を取ってきます。」
絵美は学園祭の資料を見てどの教室が使われているかを風花に示す。そして空き教室になっている場所と施錠の有無を説明した。
「ありがと。じゃあ……」
「あ、待ってください。私はこれから運営本部から離れられますので一緒に探します。」
絵美は風花と共に和己を探すと言い出す。
「そうね。お願いするわ。」
風花は絵美と共に校舎に入っていく。
一方、香奈は美雪と一緒に中庭や校庭を歩き回り和己を探していた。

『間もなく、聖エルフェディア女学院が正午をお知らせいたします。ピッ、ピッ、ピッ、ピ〜ン。』

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