ショタなペット【第二部】 44
「わぁっ!止めて!」
和己は思わず逃げようと出口に向かって駆け出した。
パアァ〜ンッ
美帆はその背中目掛け思い切り一本鞭を振り下ろした。
「ぎゃぁっ!」
和己はその場に倒れこんだ。
「美帆、そんなの持ってたの?」
「ふふ。亜衣もやってみる?」
「うぅ……」
「逃げようとしたわよね?その罰は受けてもらわないといけないわ。」
和己は恐怖のあまり何も言えずおびえた目を上げるだけであった。
「可愛いわ〜亜衣、鞭は止めない。」
美帆は和己の脅えた目をみて考えが変わる。
「え〜甘いわよ。」
「何を言ってるのよ。
和己くんを怪我させたら、風花先輩がキレるわよ。」
「そうね〜ここは服を脱いで貰うわね。」
美帆の意見に亜衣は反対するが、美帆は風花に見つかった場合を話すと亜衣は和己の服を脱がすのを思いつく。
「じゃあ〜和己くん」
「ぬぎぬぎしましょうね〜」
「いや!むっう〜」
そうと決まると亜衣と美帆は和己の服を脱がす。
和己は悲鳴をあげるが、直ぐに口を塞がれてしまい叫べなかった。
五分後。
「あ〜ん、和己君の裸って綺麗」
「それ位で興奮するな。」
「しくしく…」
全裸になった和己は涙を流し亜衣は和己の綺麗な裸体に興奮し美帆は亜衣を抑える。
「抵抗しちゃ駄目よ。」
亜衣はもやは辛抱堪らないといった様子で和己の体に触れる。
「うぅん……」
「敏感ね…可愛い。」
亜衣はそう言うと和己にディープキスをする。
「んちゅぅ〜っ!」
「んっ……」
その様子を見ていた美帆は
「全く亜衣ったら……」
と言いつつも制服のスカートを下ろし、和己に近づいていった。
さて、その頃
「あれ?和己君は?」
一行の中で和己が居ないことにまず気付いたのは風花である。
「え?」
香奈との話に夢中になっていた美雪が振り向く。
「あら?何処行っちゃったのかしら?引き返しましょう。」
と香奈も振り返り、踵を返す。
「う〜ん……こうやって人が多いと探すのは大変ね……」
「風花ちゃんの言う通りね……」