PiPi's World 投稿小説

ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

の最初へ
 41
 43
の最後へ

ショタなペット【第二部】 43

「ありがとうございました〜。またお越しください。」
美也子が言い、4人はじゃがバターを食べながら歩く。

一方で
「そろそろ交代ね。」
「じゃあお願いね。」
じゃがバターの露店では係りの交代が行われていた。
「さっきの和己君だったわよね?」
「ええ間違いないわ。後を付けましょう。」
美帆と亜衣の毒牙が和己に近づいていった。そして
「居たわ。」
ついにロックオンされた。
「結構美味しいわね。風花のおかげで1000円になったし。ねえ美雪ちゃん?」
「ええ風花ちゃんに選んでもらって正解だったわ。和己もそう思うでしょ?」
「うん、ママの言うとおりだよ。」
「皆にそう言われると嬉しいわ。」
亜衣と美帆の接近に全く気付いていない一行。
その時である。
「今だ隙あり!」
全員の目が和己からそれたその一瞬を付いて亜衣が和己を捕まえ、麻袋の中に入れてしまった。そして美帆と共に全力疾走で資料室へ駆け込んだ。
「ここなら誰も来ないわよ。」
「美帆、よくここのカギ持ってたわね。」
「へへ。さてと……」
美帆と亜衣は『立ち入り禁止』の立て看板を無視して資料室へ入った。
「さて、これで大丈夫ね。」
「大丈夫なの?」
「静かに資料を研究できるように防音だし、それにここは立ち入り禁止。完璧でしょ?」
そう言いながら和己を麻袋から出した。
「こんにちは和己く〜ん、久しぶりね。」
「うっうう、帰して下さい。」
和己が出てくるなり挨拶する亜衣であったが、和己は泣いていた。そして二人に帰してくれと頼む。
「ダメよ、やっぱり諦め切れないのよ。」
和己の頼みに美帆はそれをあっさりと却下する。
「こんな事しても、優花さんや風花さんがいますよ。」
「ああ、風花さんの名前は言わないで!」
「そうよ、優しくしたいのに悪魔女の名前を言ったから、お仕置き決定。」

和己は優花や風花が黙ってないと言うが、それを聞いた途端穏便な態度だった二人の態度が豹変した。実は亜衣や美帆と同じ部活であった風花は非常に部活では厳しい部長だったのだ。不運にも二人のトラウマを和己はついてしまったのである。

SNSでこの小説を紹介

ショタの他のリレー小説

こちらから小説を探す