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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 41

ちょっとした事件もあったが、とりあえず風花と和己は聖エルフェディア女学院に到着、校門前で優花に会い、それに続いて香奈と美雪もやって来た。優花は
「じゃああの受付で招待券を見せてね。」
と言った。
「はい。お二人とも結構です。お通りください。」
「あ、OKね。え〜と今の時間は……マジックショーに行きましょう。」
優花が案内するようだ。
「視聴覚室だからこっちよ。」
「開場で〜す。」
「あ、丁度良かったわ。前のほうに行きましょう。」
優花は前に5人分の席を取った。舞台に向かって左から香奈、美雪、和己、風花、優花であった。
「では、有志7人によるマジックショーで〜す。まずは『バスケットに消える生徒』です。」
網に生徒を入れ、そのままバスケットに入れる。そして、
「ヤァッ!」
と気合を掛ける。
「はい!消えました。証拠に剣の代わりに棒を刺します。……はい。真ん中を通過しました。」
パチパチパチ
「そしてもう一度気合を掛けると…エイッ!この通り出て参りました〜。」
「おぉっ!」
多くの観客は驚いているが
「……中で網から抜けたんだね……」
と和己は呟いた。
「続きましては、空の樽から出るコーラです。この様に樽は向こう側が見えていますね。これに紙を貼って蛇口をつけます。すると……」
ドボボボボ
「お〜っ!!」
「コーラが出てきました〜。本物ですよ。あ、お客様試飲してみますか?」
丁度コーラが風花に差し出された。風花は手を伸ばしコップを受け取ると一口飲み
「あ、本物だ。」
と言った。
「わぁ〜っ!」
歓声が上がった。
「ねえ和己君、タネは?」
優花が訊く。和己は
「言っちゃって良いんですか?」
と訊く。優花だけでなく風花も頷く。
「多分……樽の裏側が黒く塗ってあったじゃないですか。だから、あそこにコーラの入った袋か何かがくっ付いていたんじゃないですか?」
「なるほど〜。」
優花はマジックより和己の解説に感心している。
「では次のマジックです。この氷を糸で結わかずにつります。良いですか?魔法の薬をパッパッと掛けて……はい、この通り〜。」
パチパチパチ……
「う〜ん……何か掛けたのがクサイわね……」
風花が呟く。
「多分塩でしょう。」
と和己が言う。
「え?塩?」
風花が聞き返す。
「あれで氷の表面が解けて、その後周りの氷の温度で糸ごと凍るんです。そうすると糸と氷がくっ付くんですよ。」
「あ〜そんなのやったわ。なんて言ったっけ……え〜と……」
すると優花が
「復氷?」
と言う。
「あ〜そうだったわ。」

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