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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 31

「さあ動物園よ!今日は一杯楽しもうね。」
「うん。優花お姉ちゃん。」
和己もすんなりと「お姉ちゃん」と言う言葉が出てきた。
「和己君可愛い〜っ!」
優花は「お姉ちゃん」と呼ばれたことが嬉しかった以上に、少し恥ずかしがりながら言う和己の表情に心を奪われ、半ば反射的に和己に抱きついた。
「お、お姉ちゃん…人が見てる……」
和己はますます恥ずかしがってしまった。
「ふふふ、私は気にしないけど早く行きましょうか。」
「あうう…」
そんな和己と異なり優花は全然気にしてなかったが、後がつかえるので動物園に入ることにした。
「まずは何をみようかしら〜」
「象はどうです?」
優花は何を見るか考えていると和巳は象を提案する。
「良いわねそうしましょう。」
和己の提案に同意して二人はまずは象を見に行った。
「や〜んあの小象、和己くんみたいに可愛い。」
「優花さん……」
「だって、本当よ。あっちのじゃれてる少し大きめの象は私かしら?」
優花が興奮するには訳があった。象を見に行くと和己に似た小象が居たのだ。
そして、その小象に鼻でじゃれてる姉と思しき象を見て、優花はそれを自分に重ねていたのだ。
「でもあの小象は懐いてるみたい。本当のお姉さんなのかもね。」
「え?……あ、すみません。」
優花は遠回しに「優花さん」と言った和己に注意を促がしたのだ。
「ふふ、分ってくれたみたいね。」
優花は優しい笑顔を和己に見せた。ホッとする和己。
「さ〜て次は何処へ行こうかしら?」
「え〜と……」
「何か見たいのないの?」
優花は和己の顔を覗き込む。
「お姉ちゃんは?」
和己は優花に任せることにした。

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