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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 28

さて、ホテルでは二人がお風呂に入っていた。
「和己君、温まった?」
「はい。」
和己がそう答えると
「じゃあ出ようか。」
優花は和己にバスローブを着せ、浴槽の栓を抜く。
「え〜と……どれが良いかしら?」
備え付けの冷蔵庫にあるジュースを選ばせる。
「ええと……高くない奴で……」
「あら?そんな事気にしてるの?」
優花が驚いたような声を挙げた。
「はい?」
「和己君、あんまりそういうことは気にしないで大丈夫よ。」
「でも……」
と和己は言いかけるが、
「和己君が楽しければ私は嬉しいの。我慢なんかされたら私も楽しめないわ。」
「はい…」
「じゃあ選んで。コーラ、オレンジ、アップル、サイダー、メロンソーダ、ミルクコーヒー、それから……お酒は駄目よ。」
「ミルクコーヒーにします。」
「そう。じゃあベッドに座って飲もうか。おいで。」
完全に姉の様になった優花が和己を自らの隣に誘う。
「ねえ和己君、二人っきりの時はいつも『お姉ちゃん』って呼んでくれないかな?」
和己は優花の隣に座ると優花はそう和己に訊いた。
「ええと……」
「私末っ子だからお姉ちゃんって呼ばれたことないの。それに、和己君が『優花さん』って呼ぶたびに私はちょっと寂しいんだ……。何だかさ…まだ和己君は私の事本当に好きじゃないのかなって……」
優花はちょっと遠い目をする。
「お…お姉ちゃん……」
和己は無意識に呟く。優花は
「私の目を見てはっきりそう呼んで。」
「ゆ、優花お姉ちゃん……」
「ありがとう。」
「お姉ちゃん………」
自分の目をみてお姉ちゃんと呼ぶ和己に安堵する優花。
優花は和己を一人の男性として見ている以上に母性愛と保護欲が強く疼くのであった。
「和己君……」
優花は和己に抱きついた。
「…う、お…お姉ちゃん……」
「ん?」
「大好き…」
和己は優花を抱き返しそう言う。
「うぅっ…和己君…」
優花の目から涙が溢れる。
「お姉ちゃん如何したの?」
優花が泣き出したことを心配する和己。
「ううん…嬉しいの…ありがとう…」
優花はそういうと和己を押し倒し深いキスをした。

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